格闘技のコラム一覧
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尾川堅一に敗戦 ファーマーが直撃取材で不満露わ「俺がファイトを支配していた」
2017.12.31今年の日本ボクシング界では多くのハイライトが生まれたが、12月9日に尾川堅一(帝拳)が成し遂げたアメリカでの世界奪取も間違いなく、その中に含まれるはずだ。ただ、収まりがついていない選手がいる。戦前は絶対有利と目されながら、初のタイトル奪取が果たせなかった27歳のファーマーだ。
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井上尚弥の「来春バンタム級転向論」の是非 本場の米記者たちはこう見ている
2017.12.29WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)にとって、30日に行われる同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)戦がスーパーフライ級での最後の防衛戦になりそうだという話が聞こえてくる。現代のスーパーフライ級は全階級を通じても屈指の層の厚さ。そんな背景を考えれば、井上が本当に来春にもバンタム級に上がってしまうとすれば、少々もったない気はしてくる。
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井上尚弥は米国でスターになれるのか 現役世界王者が語った“Fear Factor”の必要性
2017.11.26ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は、来年2月に計画されている「Superfly2」に出場を熱望されていることからも分かる通り、すでに米国のボクシングファンからも認められている。米ケーブルテレビ局「HBO」のバックアップも強力。多くのメディアが発表する総合ランキングのスーパーフライ級バージョンを見ても、“The Monster”を1位か2位にランクしているはずだ。
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井上尚弥、米国も待ち望む再上陸 勝負の2018年に「モンスター」に課せられた使命
2017.11.23世界のボクシングファンから注目を集めるWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)にとって、2017年は収穫の多い年になった。9月に待望の米国デビューを果たし、アントニオ・ニエベス(米国)に6回TKO勝ち。東洋の“The Monster”がついにベールを脱ぎ、米国再上陸も望まれている。12月30日に横浜文化体育館で行われるヨアン・ボワイヨ(フランス)との7度目の防衛戦をクリアすれば、再び米国行きの話が具体化しそうだ。
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村田諒太、“ミドル級スーパー・スターウォーズ”に殴り込み 待ち受ける次のシナリオは
2017.11.13「“ミラクルマン”がミドル級戦線に復帰」———。11月12日(現地時間11日)、ニューヨークのロングアイランドにあるナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにて、元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)の復帰戦が行われた。
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村田諒太を世界の猛者はどう見るのか “奇跡の男”が語った「MURATA」の可能性
2017.10.29ボクシングの2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)は、10月22日に行われたアッサン・エンダム(フランス)とのWBA世界ミドル級タイトルマッチでTKO勝ち。新チャンピオンの座に就いたことで、「MURATA」の名が世界の猛者たちの耳にも入ったのは間違いない。では、現役ボクサーには村田の現在地はどのように映っているのか。元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)は「新たに鍵となる選手が誕生した」と語り、「真のワールドクラスのファイターと戦った時、彼の真価が測られるだろう」と分析する。
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バド闇カジノ賭博は一例 元五輪選手が指摘するアスリートを取り巻く問題とは
2016.06.284月に発覚したバドミントン日本代表選手の闇カジノ問題は、スポーツ界に大きな影を落とした。この問題を重く見ているのは1998年長野冬季五輪に出場し、現在はスポーツキャスターとして活躍する荻原次晴さんだ。
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昔は五輪に炊飯器を持参!? メダル数増に見る周囲のサポートの重要性
2016.06.22現在オリンピックを目指すアスリートは、競技だけでなく食事面でも万全のサポートを受けている。しかしその態勢が整ってきたのはここ近年のことだ。