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ハンド強豪に短期留学、21歳が感じた違いとは…「無駄なパスがないんです」永森悠透の貴重な経験

男子ハンドボールの次世代日本代表が、欧州の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)に挑む。フランスリーグ12連覇中のPSGが4年連続で来日。4日にジークスター東京、5日にネクスト日本代表と東京・有明アリーナで対戦する。

PSGとの試合を楽しみにするネクスト日本代表の永森悠透【写真:荻島弘一】
PSGとの試合を楽しみにするネクスト日本代表の永森悠透【写真:荻島弘一】

ネクスト日本代表の永森悠透

 男子ハンドボールの次世代日本代表が、欧州の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)に挑む。フランスリーグ12連覇中のPSGが4年連続で来日。4日にジークスター東京、5日にネクスト日本代表と東京・有明アリーナで対戦する。

 ネクスト日本代表は将来の日本代表を背負う選手を中心に結成された20代前半の若手チーム。昨年も日本代表として今大会に出場したBP永森悠透(21=中大)は「成長した姿をみせたい」と対戦を楽しみだと話した。

 永森は今年2月から3か月間、PSGに短期留学。「Bチームの練習参加でしたが、人数が足りない時などトップチームの練習にも出ました。やっぱりすごかったし、大きな差を感じました」と貴重な経験を振り返った。

 181センチの永森にとって2メートル級が並ぶ選手たちとのフィジカルの差は想定内だったが「一番感じたのは、みんな考えながらプレーしているということ」。何気ないパス1本にも、すべて意図があった。「無駄なパスがないんです。常に頭を使ってプレーしなければいけないと思いました」と話した。

 一緒に練習した仲間との試合だが「向こうは、自分のことなんか覚えてくれてないんじゃないですか」と言いながらも「そういえば練習に来てたな、って思い出してもらえるくらいのプレーをしたい」と意気込みを口にした。

 留学中はフランスリーグなど本場の試合も観戦し「いつか、ここでプレーしてみたいと思いました」と、海外移籍も夢見て話した。さらに「目標は日本代表に定着すること。オリンピックにも出場したい」と話し「まだまだ足りない部分も多いので、頑張りたいです」と言い切った。

 パリ五輪でブレイクし、すでに日本代表のエースとして活躍するBP藤坂尚輝(24=大同東海)が主将を務めるネクスト日本代表だが、ほとんどはこれからの選手。トニー・ジローナ監督は「最大の目標であるロサンゼルス五輪出場権獲得に向けて、この中から多くの選手が代表に入り、活躍して欲しい」と話していた。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)



荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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