陸上女子選手はなぜセパレートユニを着る? 露出が気になる選手も…元日本代表が選んだ理由は「とにかく邪魔にならなくて…」
愛知・名古屋アジア大会の陸上が23日から始まった。今回は32年ぶり3度目の自国開催。「THE ANSWER」はまだ陸上をよく知らないファン向けに、開催地・愛知県で生まれ育った元女子短距離日本代表・市川華菜さんに「今さら聞けない、陸上競技の素朴な疑問」を全7回に分けて聞いた。2回目のテーマは「ユニホーム」について。

「THE ANSWER 陸上PLUS|INTERVIEW」 今さら聞けない、陸上競技の素朴な疑問Vol.2
愛知・名古屋アジア大会の陸上が23日から始まった。今回は32年ぶり3度目の自国開催。「THE ANSWER」はまだ陸上をよく知らないファン向けに、開催地・愛知県で生まれ育った元女子短距離日本代表・市川華菜さんに「今さら聞けない、陸上競技の素朴な疑問」を全7回に分けて聞いた。2回目のテーマは「ユニホーム」について。
【注目】育成、その先へ 少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信する野球育成解決サイト『First-Pitch』はこちらから
◇ ◇ ◇
――素朴な疑問ですが、男子選手と女子選手でユニホームの形が違うのはなぜなのでしょうか。市川さんは現役時代、セパレートタイプを愛用されていましたね。
「そうですね。私は高校生になって初めてセパレートを着たんですけど、その時から『こっちの方が動きやすいな』と思ったので、あまり違和感なく着ていましたね」
――昔から女子選手はセパレートだったのですか?
「これは聞いた話なんですけど、1990年代は女子もランニングシャツとランニングパンツの方が多かったそうです。種目にもよるそうですが、2000年のシドニー五輪前後から、各メーカーが女子選手向けにランブラとショーツというセパレートのスタイルが増えていったそうですね」
――なぜセパレートが増えていったのでしょうか。
「なんでですかね? でも、たしかに上下がつながっていない方が、動いた時に生地に引っ張られる感じも少ないですし、軽くて動きやすいです。ファッション性も含めて、女子は特にセパレートが広がっていったのかなと思います」
――市川さん自身も、軽さや動きやすさを感じていましたか?
「私の場合は、できるだけタイムを縮めたいなと。とにかく邪魔にならなくて、軽い方がいいと思っていましたので、そっちを好んでいました」
――軽量で動きやすい一方、露出が気になる選手もいるのでしょうか。
「そうですね。露出が高いので、写真を撮られてしまうのが気になる選手もいるとは思いますね」
――ショーツも、男子と女子用で形状が異なるタイプが多いですよね。
「(短いと)足は動かしやすいですね。ただ、練習の時にセパレートを着ていたかと言われたら、着ていないんですけどね」
――ユニホームのタイプは自分で選べるのですか。
「提供されたものの中から選ぶ感じですね。やっぱり普段から着慣れている方を選びます」
■市川 華菜 / Kana Ichikawa
1991年1月14日、愛知県豊田市出身。同市・豊南中から陸上を始める。岡崎城西高、中京大を経て、2013年にミズノ入社。五輪は2012年ロンドン大会、世界選手権は2011年大邱大会、2015年北京大会で女子400メートルリレー代表入り。アジア大会には2014年仁川大会、2018年ジャカルタ大会と2度出場した。2017年日本選手権では女子100メートル、200メートルの2冠を達成。2021年に現役を引退。22年春に日本選手権男子100メートルで優勝経験を持つ佐分慎弥さんと結婚。現在は3歳長女の育児に励みつつ、中京大コーチ兼ミズノブランドアンバサダーを務める。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)









