わずか0秒3差で全国逃した進学校女子 「悔しくて…」進路変更→常勝軍団で日本一に…次は東北大大学院で「乳酸菌」研究――名城大・力丸楓
全日本大学女子駅伝は25日、宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間(38.0キロ)で行われ、名城大が2時間2分21秒の大会新で3年ぶり9度目の優勝を飾った。3区(5.8キロ)を走った力丸楓(4年)は18分59秒の区間2位で優勝に貢献。来春からは東北大大学院農学研究科に進学する4年生の歩みに迫る。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 全日本大学女子駅伝
全日本大学女子駅伝は25日、宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間(38.0キロ)で行われ、名城大が2時間2分21秒の大会新で3年ぶり9度目の優勝を飾った。3区(5.8キロ)を走った力丸楓(4年)は18分59秒の区間2位で優勝に貢献。来春からは東北大大学院農学研究科に進学する4年生の歩みに迫る。
3区の力丸が名城大のリードを固めた。2位に9秒差のトップでタスキを受けると、18分59秒の区間2位の走り。後続との差を34秒に広げた。
「後半区間の選手が余裕を持って走れるよう、後ろとの差を広げられるのが役目と考えていました。チームとして2年間、優勝できておらず、キャプテン(瀬木彩花)を中心に4年生みんなで話し合ってきた。また優勝の景色が見られてうれしいです」
1年時の23年全日本大学女子駅伝は2区(4.0キロ)で区間2位と優勝に貢献した。しかし、2年、3年時は出場できなかった。迎えた最終学年。ハーフマラソンや1万メートルにも挑戦し、どの区間を任されても対応できるように準備してきた。その努力が結果に結びついた。
高校時代、全国の舞台にあと一歩だけ届かなかった悔しさが原動力だった。
仙台一高の出身。難関国立大の東北大に毎年70人前後(既卒者を含む)の合格者を輩出している宮城屈指の県立進学校だ。もともと高校3年までは一般受験での大学進学を目指すつもりだった。ただ、最後の全国高校総体(インターハイ)の予選を兼ねた東北大会で1500メートル、3000メートルともに7位。全国大会への切符を手にできる6位以内に、わずかに届かなかった。1500メートルは0秒3差だった。
「それが悔しくて、全国で戦える選手になりたいと思ったんです」
陸上の強豪大学への進学を決意。中でも「生物に興味があり、いろんな選択肢の中から農学部を選びました。かつ陸上も強いということで名城大を選びました」と常勝軍団に飛び込んだ。農学部応用生物化学科で勉学に励む一方、競技力も磨いた。現在、女子陸上部では唯一の農学部のランナーだ。
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