箱根予選会で“39歳”がチーム1位の力走 昭和生まれ、2度目の学生…終わらぬ夢「本戦出場を」――埼玉大・牧野冴希
第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会は、17日午前8時30分から東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園のコースで行われた。埼玉大は12時間8分23秒で42位。39歳の牧野冴希(4年)はチーム内トップ(全体376位)の1時間8分42秒で力走した。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 箱根駅伝予選会
第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会は、17日午前8時30分から東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園のコースで行われた。埼玉大は12時間8分23秒で42位。39歳の牧野冴希(4年)はチーム内トップ(全体376位)の1時間8分42秒で力走した。
1987年10月12日生まれ、昭和世代の39歳。チームとして念願だった本戦出場には届かず、牧野は「ここから立て直す必要があるなと反省しています」と自身の走りを振り返った。それでも「周りを鼓舞しながら走ることはできたかな」と、ベテランとしての役割を果たした手応えも口にする。
一度は駅伝の強豪大学に進学したが、途中で退部。市民ランナーとして競技を継続し、2022年から埼玉大で“2度目の大学生活”を送る異色の経歴の持ち主だ。「大学で数学に関する知識を学び直したい」という知的好奇心と、競技への衰えぬ情熱を両立させてきた。
現在は一般企業でフルタイム勤務を続けながら、終業後に大学へ通う多忙な日々を送る。長期履修制度を利用しており、10年をかけての卒業を見込んでいるという。
今後の目標は変わらず、箱根の本戦出場だ。20歳ほど年が離れている現役学生たちと奮闘は続く。「箱根駅伝全体のレベルも上がっていますが、そこに屈することなく、本戦出場を掴み取りたい」。39歳の夢は、まだ終わらない。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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