[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

格闘技のコラム一覧

  • 那須川天心が置き去りにした実力懐疑論 外野の声は聞こえない、圧倒TKOを生んだ6か月の没頭

    2024.07.21

    ボクシングのWBA世界バンタム級7位・那須川天心(帝拳)が20日、東京・両国国技館でボクシング転向4戦目として120ポンド(約54.43キロ)契約10回戦に臨み、同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米国)に3回1分49秒TKO勝ちした。初めての世界ランカー対決で圧勝。課題克服を楽しみ、外野の声を振り切りながらデビュー4連勝で進化を見せた。戦績は25歳の那須川が4勝(2KO)、25歳のロドリゲスが17勝(7KO)3敗1分け。観衆は8000人。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 世界戦中止を知る直前の電話口「まだ戦闘態勢で…」 2.9kg体重超過された王者・田中恒成の胸中

    2024.07.20

    ボクシングのWBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦(東京・両国国技館)の前日計量が19日、都内で行われ、同級12位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)の大幅な体重超過で試合中止になった。制限体重を2.9キロも上回る55.0キロ。リミットで一発パスした王者・田中恒成(畑中)は、再計量前の相手と笑顔で握手を交わした。その様子には最後まで試合実現を信じる様子が窺えた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 対戦相手の死を経て「今、僕が言うこと」 敢えてボクシングの魅力をリングで語った堤聖也の真意

    2024.07.08

    ボクシングの56キロ契約10回戦が7日、東京・両国国技館で行われ、前日本バンタム級王者・堤聖也(角海老宝石)がウィーラワット・ヌーレ(タイ)に4回1分13秒TKO勝ちした。昨年12月に対戦した相手がリング禍に見舞われて以来の一戦。世界前哨戦と位置づけられた試合を勝ち切り、リングから敢えてボクシングの魅力を語った。そこには外野に想像できないものがある。戦績は28歳の堤が11勝(7KO)2分け、22歳のウィーラワットが4勝(2KO)2敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 「世間をギャフン」 那須川天心、世界挑戦時期を占う4戦目「まだ納得したくない奴らに…」

    2024.06.01

    ボクシングの那須川天心(帝拳)は31日、都内で会見し、7月20日に東京・両国国技館でジョナサン・ロドリゲス(米国)と自身初の10回戦(最大10ラウンド)を行うことを発表した。ボクシング転向4戦目で初の世界ランカー対決。今後の世界挑戦時期を占う一戦と位置づけた。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信。戦績は25歳の那須川が3勝(1KO)、ロドリゲスが17勝(7KO)2敗1分け。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 日本国民が井上尚弥に夢を見た その陰で59年の人生初、重圧と闘った興行主・大橋会長の武者震い

    2024.05.10

    34年前に夢見た景色を現実にした。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。日本中が待ちわびた歴史的興行だったが、井上陣営の大橋秀行会長にとっても34年前に夢見たものだった。会場の確保から相手選び、問題児のネリをリングに上げるまで味わった重圧。興行主として“イメトレ”さえできない苦労があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 10歳で母から離れ、出会った育ての父 「悪ガキ」だった武居由樹がボクシングで届けた涙の親孝行

    2024.05.08

    一緒に夢を掴みたい人がいた。ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、同級5位・武居由樹(大橋)が王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に3-0の判定勝ち。日本人初のK-1とボクシングの両方で世界王者になった。同門の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、ルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ちした歴史的興行。セミファイナルで存在感を示した。

  • 井上尚弥に悔しさを与えた有明の空席 必要なのは発言か、キャラか…「実力だけ」で叶えた東京D

    2024.05.07

    ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京ドームボクシング興行。過去にドーピング騒動や体重超過を起こし、日本と因縁深い悪童を迎え撃ち、4万3000人を熱狂させた。

  • 井上尚弥と戦うネリに告ぐ 日本人は絶対に忘れない、「どす黒い憎悪」が渦巻いた山中戦の国技館

    2024.05.06

    ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。5日は都内で前日計量が行われ、4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が55.2キロ、元世界2階級制覇王者の挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)が54.8キロで一発クリア。ネリは懸念された計量を突破し、山中慎介戦で大幅な体重超過を犯して以来となる日本での試合を迎える。

  • 井上尚弥がネリにぶつけた20秒の殺気 距離わずか2cmの見えない殴り合い「駆け引きは始まってる」

    2024.05.05

    ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。5日は東京ドームホテルで前日計量が行われ、メインイベントの王者・井上尚弥(大橋)が55.2キロ、元世界2階級制覇王者の挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)が54.8キロで一発パス。34年ぶりの東京Dボクシング興行がついに成立した。殺気だった睨み合いは20秒。駆け引きを繰り出し、早くも決戦のゴングを鳴らした。戦績は31歳の井上が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • なぜ、ボクシングの東京D興行が難しいのか「井上尚弥しかできない」 令和に乗り越えた4つの壁

    2024.05.05

    ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、メインイベントの王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者の挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)らが出席。懸念されたネリの体重も順調で、34年ぶりの東京Dボクシング興行が成立間近となった。なぜ、34年かかったのか。井上だから乗り越えられた4つの壁がある。戦績は31歳の井上が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 井上尚弥、攻撃的なネリを「どう潰すか」 世紀の初回3分間は絶対に見逃せない「大事なのは…」

    2024.04.11

    ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が10日、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。5月6日に東京Dで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を予定。公開練習は試合10日ほど前が通例だが、今回は31歳の誕生日当日にした。注目される試合の鍵は「初回」になりそうだ。井上と陣営が揃って重要性を口にした。戦績は井上が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 井上拓真が評価を一変させたKO防衛 兄・尚弥の残像を拭い去るまで「前は退屈だったと思う」

    2024.02.26

    ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が25日、初防衛戦から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・両国国技館で世界戦初のメインイベントを務め、同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回44秒KO勝ち。涙のKO防衛を果たした。試合直後に自ら触れた2階級4団体統一王者の兄・尚弥との比較について、この日も言及。ファンを沸かせたKO劇が生まれるまでに、拓真にしかわからない苦労があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 次代の最強KOボクサー・中谷潤人 世界最強・井上尚弥に通ずる「期待を超える」という意識

    2024.02.25

    ボクシングのトリプル世界戦が24日、東京・両国国技館で行われ、セミファイナルのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・中谷潤人(M.T)が王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に6回1分12秒TKO勝ちした。日本人3人目の「全勝世界3階級制覇」を達成。次代の最強ボクサーが、転級初戦でWBCのバンタム級王座を日本に取り戻した。

  • 井上尚弥、「ここで伝えたい」と敢えて触れたリング禍 MVPスピーチで果たした責任とその意味

    2024.02.20

    ボクシングの2023年度年間優秀選手表彰式が19日、都内で行われ、6年連続7度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)らが出席した。6年連続は歴代単独最多となり、年間最高試合賞(世界戦)とKO賞とともに3冠に。壇上のスピーチでは、2日に亡くなった穴口一輝選手に言及。迷いがありながら、ボクシング界の代表とした立った場で責任を果たした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 那須川天心が叫ぶ「闘うことの素晴らしさ」 1500万円超の寄付、施設の児童招待…初KOに秘めた姿

    2024.01.24

    ボクシングの121ポンド(約54.89キロ)契約8回戦が23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、東洋太平洋&日本スーパーバンタム級7位・那須川天心(帝拳)がルイス・ロブレス(メキシコ)に3回終了TKO勝ちした。相手が3回終了後に棄権を申し出。昨年4月のボクシングデビューから3戦目で初の世界ランカーを破り、競技転向後初のKO勝ちを飾った。

  • 那須川天心に宿る被弾覚悟の精神 明らかなスタイル変化で「KO詐欺はやめる」と言い切った理由

    2024.01.11

    ボクシングの那須川天心(帝拳)が10日、都内の所属ジムで練習を公開した。23日にエディオンアリーナ大阪でボクシング転向3戦目として121ポンド(約54.89キロ)契約8回戦に臨み、ルイス・ロブレス(メキシコ)と対戦。初の世界ランカー戦へ、好戦的なスタイルへの進化は待望のKO勝ちを予感させた。戦績は25歳の那須川が2勝、25歳のロブレスが15勝(5KO)2敗1分け。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信される。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 井上尚弥の井上尚弥評は「70点」 プロ11年、26戦全勝の中で誇れるもの「誰も超せないものを…」

    2023.12.28

    ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が27日、2階級4団体統一の快挙から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・有明アリーナでWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒KO勝ち。歴史的偉業を達成したが、ボクサーとして現在の自身は「70点」と評価した。底知れぬ向上心を見せ、2024年も熱狂を生み出していく。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 井上尚弥が闘った「どう倒すか」の目線 怪物は常に壁をぶち破る「逞しく、完璧に、想像を超えて―」

    2023.12.27

    ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一戦12回戦が26日、東京・有明アリーナで行われ、WBC&WBO王者・井上尚弥(大橋)がWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒KO勝ちした。男子では世界2人目、アジア人初の「2階級4団体統一」の歴史的偉業を史上最速の5か月で達成。しかも、2階級8本のベルトを全てKOで奪う異次元の結果を残した。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集