サッカーのコラム一覧
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三笘薫を日本屈指のドリブラーにした筑波大の4年間 進化を加速させた2つの変化
2022.11.1711月1日にカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバーが発表され、日本のサッカー界では4年に1度の大舞台に向けたニュースに事欠かない日々が続いている。DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)の負傷離脱と、それに伴う追加招集に異なるポジションのFW町野修斗(湘南ベルマーレ)が選ばれたことで、森保一監督の戦術面についての議論が交わされ、遠藤航(シュツットガルト)の身には重度の脳震盪というアクシデントが起こった。クラブ側からのリリースを読む限り大事には至らなそうで、胸を撫で下ろすファンも多かったことだろう。
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「GKに求められる最も重要な要素が凝縮」 楢﨑正剛氏が選ぶ年間ベストGKとは
2022.11.122月に2022シーズンのJ1リーグが開幕してから、毎月、元日本代表GKの楢﨑正剛氏がその月で最も優れたベストセーブを選出・紹介してきた。今年は11月中旬に開幕するワールドカップの影響で、例年より約1か月早く11月5日にJ1リーグは最終節を迎えた。今シーズンも最後の砦として数々の好セーブでゴールマウスを守ってきたGKのなかから、楢﨑氏にシーズンを通して最も優れたパフォーマンスを発揮したGKを選んでもらった。
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横浜FM29年ぶりの快挙 GK高丘陽平が見据えるさらなる高み「もっと突き詰めていきたい」
2022.11.10横浜F・マリノスのGK高丘陽平が充実のシーズンをベストイレブンという勲章で締めくくった。
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“二世アスリート”が背負う宿命 偉大な父親への敬意と「比較はナンセンス」の本音
2022.11.04スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回のテーマは、男子サッカー選手にとって最も近くにいる父親という同姓の存在から受ける影響について。特に元プロサッカー選手だった父を持つ場合、そこには当事者にしか知り得ない様々な想いが交錯しているという。
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W杯落選の哀情「酒に溺れた夜とかあちゃんの涙」 当事者・久保竜彦が明かす16年前の記憶
2022.11.02日本サッカー協会(JFA)は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表メンバーを発表し、26人が決まった。一方で大迫勇也、古橋亨梧、原口元気ら、発表前に有力視された選手や当落線と言われた選手が落選。4年に一度しかない舞台を目指し、あとわずかで夢を断たれた選手の心情とは――。2006年ドイツ大会、その当事者となった元日本代表FW久保竜彦が「THE ANSWER」のインタビューに応じ、今だから明かせる当時のリアルな実体験を語った。
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「俺の結婚の保証人やけえ」「試合の鬼よ」 久保竜彦が語る代表監督・森保一という男
2022.11.02日本サッカー協会(JFA)は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。名前を読み上げたのは、チームを率いる森保一監督。本大会では8強以上を目指し、タクトを振る。そんな指揮官について、現役時代にサンフレッチェ広島で7年間、共にプレーした元日本代表FW久保竜彦が「THE ANSWER」の取材に応じ、印象を語った。「タツ」と呼ばれ、可愛がられたドラゴンが知る森保監督とは――。(取材・構成=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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スペイン育成年代にもある“毒親”問題 「サッカーパパ」がすべきでない5つの行動とは
2022.10.19スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回のテーマは、万国共通とも言える子供の将来に期待する親の姿だ。スペインの育成年代でも、そうした光景は日常茶飯事のようで、子供のサッカーを応援する“パパ”には5つのタイプが見られるという。毒親にならないための条件とともに紹介する。
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絶体絶命のピンチ救ったW杯代表候補の連発セーブ 楢﨑正剛「永井選手の自由を奪った」
2022.10.12スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表として活躍した楢﨑正剛氏は、2022シーズンの明治安田生命J1リーグ、9月の「月間ベストセーブ」にサンフレッチェ広島の大迫敬介のプレーを選んだ。第30節の名古屋グランパスとの一戦。今シーズンの最後を飾る月間ベストセーブとは、どんなシーンだったのだろうか。
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関西人の気質はアタッカー向き? スペインの育成が示唆する“サッカーと地域”の関係性
2022.10.02スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回はスペインのバスク地方を例に、地域の風土や伝統がサッカー選手の育成にどんな影響を与えているかについて考察する。
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“体格至上主義”は愚の骨頂 英雄クライフも重視した、小柄なサッカー選手に備わる利点
2022.09.16スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は選手の「体格」について、現代サッカーの父と言われるヨハン・クライフの言葉を引用しながら、小柄だからこそ備わる才能や利点などについて説いている。
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権田修一の好セーブは「3つの要素が重なった」 楢﨑正剛が見抜いた日本代表GKの技術
2022.09.14スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表として活躍した楢﨑正剛氏は、2022シーズンのJ1リーグ、8月の「月間ベストセーブ」に清水エスパルスGKの権田修一の好セーブを選んだ。(文=藤井 雅彦)
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型に“はまらない”のは悪か 平凡なしつけでは磨かれなかったロナウジーニョの天才性
2022.08.31スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は2000年代前半から中盤にかけて世界を席巻した天才ロナウジーニョを例に、「型にはまらない選手」について説く。スポーツの世界でもモラルは重視されるべきものだが、稀有な才能を前にした時、その育成方法は一括りにして語れるものではなくなる。
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健康管理に“絶対的な答え”なし メッシの例に見るアスリートの食生活との向き合い方
2022.08.18スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回はバルセロナ時代のリオネル・メッシを引き合いに出しながら、アスリートのコンディション管理について持論を展開している。
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監督3度交代のJ1神戸 楢﨑正剛が分析、36歳ベテランGKがポジションを託された背景
2022.08.17スポーツチャンネル「DAZN」とパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、元日本代表GKとして活躍した楢﨑正剛氏は2022シーズンのJ1リーグ、7月の「月間ベストセーブ」にヴィッセル神戸GK飯倉大樹のファインセーブを選出した。どんなシーンに楢﨑氏の目が光ったのか。(取材・文=藤井 雅彦)
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収益は個人アスリートで過去最多 欧州移籍の23歳サッカー選手、トークン発行の理由
2022.08.07J2の徳島ヴォルティスに所属していた渡井理己が今夏、ポルトガルのボアヴィスタFCに期限付き移籍した。テクニックに優れる23歳MFの欧州挑戦に大きな注目が集まる。
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サッカーより髪型・容姿が注目され… 現役選手の槙野智章がコスメブランドを作った理由
2022.08.06サッカーJ1ヴィッセル神戸に所属する元日本代表DF槙野智章が立ち上げたライフスタイルブランド「HALTEN」が話題だ。きっかけはファッション誌「GQ イタリア」が選ぶ2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場選手ベストヘアカット5人に選出されたこと。槙野の髪型は「MAD MEN(マッドメン)」と紹介され、1960年代のニューヨークの広告業界を描いたアメリカのテレビドラマシリーズになぞらえられた。同誌では「エレガントな東洋のDF」とも評され、脚光を浴びた。(取材・文=藤井雅彦)
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35歳の今も第一線で活躍するJリーガーの秘密 槙野智章が年齢を重ねる裏で追求した走り
2022.08.03「ラン検定」の公式ページには、「“ラン検定”とはラン(走り)についてさまざまな角度から学ぶことであり、ランの理解が深まれば、目的に応じた適切なトレーニングを行うことが可能となり、パフォーマンスアップやケガ予防に役立つ」と記載されている。元陸上のトップアスリートが立ち上げたこのラン検定で1級を取得したJリーガーがいる。彼はなぜ、サッカー選手でありながら、走りを学んでいるのか。その理由を探った。(文=藤井 雅彦)
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スペインの育成が“結果至上主義”にならない理由 日本と決定的に異なる才能発掘の構造
2022.07.28スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。日本の育成現場では長らく、大会でコンスタントに結果を残す「強豪」と呼ばれるチームが存在感を発揮してきた。結果を追求する指導は時に社会問題にもなってきたが、一方、育成大国として知られるスペインではそうした“結果至上主義”は構造的に生まれないという。その背景を、バスク地方のアカデミーを例にして探った。