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スイング改造も「回りにくくて…」 女子ゴルフ青木香奈子、さらなる高みへ決断した原点回帰

国内女子ゴルフツアー・リゾートトラストレディスが、福島・グランディ那須白河GC(6500ヤード、パー72)で28日に開幕する。プロ2シーズン目の青木香奈子(マイナビ)は主催者推薦で出場。今季は6試合出場で予選通過は14位に入ったVポイント×SMBCのみと、もどかしい戦いが続いている。力を出し切れていない要因は、フィットしなかったスイング改造。原点回帰を決断した26歳に今の思いを聞いた。(取材・文=柳田 通斉)

青木香奈子【写真:スポーツ報知/アフロ】
青木香奈子【写真:スポーツ報知/アフロ】

プロ2年目、26歳が語った今の思い

 国内女子ゴルフツアー・リゾートトラストレディスが、福島・グランディ那須白河GC(6500ヤード、パー72)で28日に開幕する。プロ2シーズン目の青木香奈子(マイナビ)は主催者推薦で出場。今季は6試合出場で予選通過は14位に入ったVポイント×SMBCのみと、もどかしい戦いが続いている。力を出し切れていない要因は、フィットしなかったスイング改造。原点回帰を決断した26歳に今の思いを聞いた。(取材・文=柳田 通斉)

 思い出の地で、復活を期す。今大会の舞台となるグランディ那須白河GCは、青木が高校1年生の時に日本女子アマチュア選手権を戦った場所だ。

「ゴルフを真剣に始めたばかりの頃でしたが、奇跡的に出られました。北海道っぽい独特な芝質で、難しかった思い出があります」

 高校卒業後から受け始めたプロテストは、2024年に6度目の挑戦で合格。華やかな容姿と持ち前の明るさで注目され、スポンサーが続々とついた。昨季はステップ・アップ・ツアーで優勝を果たし、レギュラーツアーに21試合出場。満を持して臨んだ今季は序盤のVポイント×SMBCで14位に入ったものの、その後は予選落ちが続いている。

 原因は明確だった。オフシーズンに取り組んだスイング改造だ。

「飛距離アップとフェアウェーキープ率を上げるために、ダウンスイングからフォロースルーにかけて、右足の母指球、内側全体で押し込むように蹴るスイングにしていました」

 フェードヒッターとして、さらなる高みを目指した挑戦だった。だが、描いた「理想の動き」は体にフィットしていなかった。

「私、股関節の状態ではスムーズに回りにくくて……。結局、その動きができませんでした」

青木はリゾートトラストレディスに主催者推薦で出場する【写真:本人提供】
青木はリゾートトラストレディスに主催者推薦で出場する【写真:本人提供】

 パーオン率が低下し、ピンに絡まないアイアンショット。スコアメイクの要であるショットが乱れれば、結果はついてこない。青木は約1か月前、思い切って「スイングを元に戻す」ことを決めていた。

「先週くらいから、やっと昨年の感覚が戻りつつあります。先週のステップ・アップ・ツアーはお休みさせていただき、調整に充てました」

 苦渋の決断にも思えるが、悲観はしていない。アプローチ、パットには確かな成長を感じているからだ。

「スタッツで見ても昨年より全然いいんです。自信がついています。だからこそ、もっとバーディーを取るためにピンに絡むショットが必要になってきます。今週はそこが一番の課題です」

 シーズン12戦目。15戦目ニチレイレディスまでの成績で、中盤戦の出場権が決まる第1回リランキングが迫っている。青木の現在の暫定順位は47位。前半戦最後の主催者推薦出場となる今大会、ウェイティング(欠場者待ち)となっている次週のヨネックスレディスの2試合で結果を残し、目安となる40位以内に入る必要がある。

「やっぱり、レギュラーツアーで戦いたいです。セッティングが難しくてレベルが高いステージですが、その分、良い練習環境でゴルフができますし、周りの選手から良いイメージをもらえます。自分が上手くなるためには、『レギュラーにいなきゃいけない』という気持ちがあります」

 既に東京から車で約3時間かけて福島入り。10年前にプレーした思い出の地。青木は静かなる闘志を胸に秘め、戦う準備を進める。

 今大会のテレビ中継は静岡朝日テレビが制作。第3日の模様を31日午後1時30分から静岡ローカルで生中継する。最終日の模様は、31日午後4時からテレビ朝日系列24局全国ネットで録画放送となる。なお、同日の放送では、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の宿泊券が抽選で当たるプレゼント企画も実施される。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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