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逆輸入ボクサー秋次克真、妻不在で「集中できた」発言の真意 猛省した判断「将来が懸かってますから」

ボクシングのノンタイトル119ポンド(約53.9キロ以下)契約8回戦から一夜明けた21日、WBO世界バンタム級10位の秋次克真が取材に応じた。前夜は、東京・両国国技館でヘルラン・ゴメス(フィリピン)に5回2分33秒TKO勝ち。米ロサンゼルスに拠点を置く“逆輸入”ボクサーは、6歳上の妻・アシュリーさんとの生活や、前戦で味わった初黒星から得た教訓を語った。戦績は28歳の秋次が15勝(5KO)1敗、26歳のゴメスが14勝(10KO)4敗。

一夜明けで取材に応じ、モンブランをほおばる秋次克真【写真:澤田直人】
一夜明けで取材に応じ、モンブランをほおばる秋次克真【写真:澤田直人】

“逆輸入ボクサー”が一夜明けで取材対応

 ボクシングのノンタイトル119ポンド(約53.9キロ以下)契約8回戦から一夜明けた21日、WBO世界バンタム級10位の秋次克真が取材に応じた。前夜は、東京・両国国技館でヘルラン・ゴメス(フィリピン)に5回2分33秒TKO勝ち。米ロサンゼルスに拠点を置く“逆輸入”ボクサーは、6歳上の妻・アシュリーさんとの生活や、前戦で味わった初黒星から得た教訓を語った。戦績は28歳の秋次が15勝(5KO)1敗、26歳のゴメスが14勝(10KO)4敗。

 ホテル併設のカフェで秋次は、減量のため我慢していたモンブランをほおばった。白と緑の爽やかなシャツは妻・アシュリーさんから貰ったもの。「僕は普段ほとんどジャージなので。選んでもらいました」。試合翌日、顔に痛々しい傷が残る中で、穏やかな表情を見せた。

 アシュリーさんとは、秋次が渡米した後、金銭面やマッチメークの面で苦労していたころに、マッチングアプリで知り合った。「僕が病んでいたというか、一番底辺だった時ですね」。23年6月に結婚。苦しい時期を支えてもらっていた。

 アシュリーさんは高級住宅街のビバリーヒルズにあるレストランでバーテンダーとして働いている。「少し前にテイラー・スウィフトが来たらしいですよ。チップだけで300万円とか。すごいですよね」と苦笑いを浮かべた。

 当時2人が住んでいたのはネズミやゴキブリ、雨漏りが頻出する築40年のアパート。夜になれば周辺は薬物中毒者がたむろする「ゾンビタウン」。そんな生活が前戦のファイトマネーで変わりはじめた。ノースハリウッドの方面に転居。「プールとかジムにビリヤード場、レコーディングスタジオまでついている。広さは分からないですが、家賃は2倍以上になりました。でもその価値はあります」と声を弾ませた。

 これまで家賃はアシュリーさんに頼りっぱなし。しかし引っ越しを機に折半ができるようになった。ボクサーとして苦しかった時代を支えてくれた妻に、少しずつ恩返しができるようになった。

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