バレー日本は「別次元だが…」 惨敗した韓国が追う軌跡、学んだ隣国の歩み「一朝一夕じゃない」
バレーボール男子日本代表は13日、福岡・北九州市で行われたアジア選手権で連覇を達成し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。世界ランク5位に入ったアジア王者の軌跡を辿ろうとしているのが、同24位の韓国だ。ブラジル出身のイッサナエ・ラミレス監督は昨季来日してSVリーグを視察。今の日本代表をよく知るフランス人監督とも連携し、世界で戦えるチームを目指す。

買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026
バレーボール男子日本代表は13日、福岡・北九州市で行われたアジア選手権で連覇を達成し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。世界ランク5位に入ったアジア王者の軌跡を辿ろうとしているのが、同24位の韓国だ。ブラジル出身のイッサナエ・ラミレス監督は昨季来日してSVリーグを視察。今の日本代表をよく知るフランス人監督とも連携し、世界で戦えるチームを目指す。
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試合時間、たったの1時間16分。12日の準決勝で日本にストレート負けを喫した韓国の選手たちは、悄然とうなだれていた。13-25、11-25、14-25と全セット10点差以上の大敗。言葉少なに取材エリアを通りすぎた。
「日本は息をする間も与えてくれませんでした。サーブが非常に強い上にバリエーションも豊富。攻守の切り替えもミスがなくて素晴らしく、プレーの強度も極めて高かったです」
ラミレス監督は素直に脱帽する。
「我々にとって重要なのは、敗北を受け入れることですが、学ぶことも多かったです」
悔しさを噛み殺してから、約21時間後。前夜と同じ通路に現れた韓国の選手たちは、喜色満面で胸を張っていた。首元には銅メダル。オーストラリアとの3位決定戦をフルセットの上に制し、来年のワールドカップ(旧世界選手権)出場権を掴み取っていた。指揮官も誇らしげだ。
「私たちは歴史を作ろうとしています。韓国は長年、アジアでメダルを勝ち獲れていませんでした。選手たちのことを嬉しく、誇りに思います。彼らはこのメダルに相応しい選手たちです」
アジア選手権の優勝は日本の11回に次ぐ2位タイの4回。総メダル数も日本の19個に迫る18個と実績はあるが、2017年を最後に3大会連続で表彰台から遠ざかっていた。2018年にはネーションズリーグからも降格。なかなか世界の舞台に立てない時期が続いた。2025年の世界選手権は世界ランクにより出場権を得たが、今回は自力で切符を獲得。3年目のラミレス体制にとって、大きな一歩だ。
ブラジル出身の42歳は日本をお手本にしてきた。「韓国と日本の選手は身体的にとても似ていますから。日本はバレーのプレーを様々な形で変えてきました。パイプの使い方、ミドルの使い方、ミドルを相手にした戦い方……。彼らは私たちに試合の解決策をいくつか教えてくれました」。昨年には来日し、SVリーグの複数クラブを視察。コーチらと意見交換し、「大きな学び」を得たと明かす。
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