柳田 通斉の記事一覧
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ヘッドスピード41/mで「Xシャフトが適合」の理由とは 記者が体験した人気ゴルフ診断&レッスン
2024.11.25ゴルフもテクノロジーの時代。プロは常に最新機器でスイングの状態を分析し、適するクラブを選択している。そして、一般ゴルファーでもそれらを体験できるようになってきた。東京・丸の内のブリヂストンゴルフガーデンTOKYOでは、独自開発の解析技術を駆使したフィッティングに加え、レッスンも受けられる。その評判は広がり、全国のゴルフ好き、ギア(道具)好きが集まっている。新たなクラブを探している記者もそれらを体験した。(取材・文=柳田 通斉)
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日本の中高生へ「自分はできると思って耐えて」 ゴルフ元世界1位スコット、横浜で伝えた技と“信念”
2024.10.16男子ゴルフ元世界ランク1位で米ツアー(PGA)14勝のアダム・スコット(オーストラリア)が15日、神奈川・横浜CCで「フューチャーゴルファーズセミナー」を行った。スポンサー契約を結ぶ大手衣料品メーカー・ユニクロ主催のジュニア育成セミナーで、これが7度目の開催。受講者は関東在住が中心の中高生19人で、スコットはコースに出てウォームアップ、バンカーショット、アイアンショットを披露。その後はクラブハウス内でジュニア時代やPGAで戦ってきた体験談などを語った。
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女子ゴルフPOで最後に沸いた一打 残り15mから…敗れた古江彩佳の意地、山下美夢有も「ドキッと…」
2024.10.13女子ゴルフツアーの富士通レディース最終日が13日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6697ヤード、パー72)で開催された。首位で出た古江彩佳(富士通)は、通算14アンダーで並んだ山下美夢有(加賀電子)とのプレーオフ(PO)に敗れて2位だった。正規の18ホールは68でまとめたが、鬼門の最終18番パー4は2回のPOを含めて3回連続ボギー。それでも、メジャー優勝者らしく最後に「見せ場」は作った。
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女子ゴルフ最終日18番で襲った悪夢「8打」 史上初の快挙も幻…19歳馬場咲希の目は赤く「凄く勉強になった」
2024.10.13女子ゴルフツアーの富士通レディース最終日が13日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6697ヤード、パー72)で開催された。首位に1打差の4位で出た19歳の馬場咲希(サントリー)は17番パー3までは4バーディー、1ボギーでまとめながら最終18番パー4でまさかのダブルパー。73でフィニッシュし、通算8アンダーの14位に沈んだ。勝てば史上初の国内ツアープロデビュー戦優勝だったが、ラストに待っていた悪夢に目を赤くした。
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山下美夢有「お待たせしました」 2位×8から今季初優勝、涙の母も信じた「また、美夢有が勝てる時」
2024.10.13女子ゴルフツアーの富士通レディース最終日が13日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6697ヤード、パー72)で開催され、2年連続年間女王の山下美夢有(加賀電子)が古江彩佳(富士通)とのプレーオフ(PO)を2ホール目で制し、今季初優勝、通算12勝目を飾った。6位で出て8バーディー、2ボギーの66で回って通算14アンダー。最終18番パー4では、13メートルのパーパットを決める勝負強さを発揮した。今季は全米女子プロ選手権も含めて2位が8度。メダルを逃したパリ五輪(4位)でも悔し涙を流したが、会見では「勝てないとは思わなかった」「常に勝つイメージを持っていた」などと振り返った。
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「小さい頃から有言実行の子」 父が証言、19歳櫻井心那がもう叶えてみせた「10代で優勝」
2023.07.02女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディス最終日が2日、神奈川・戸塚CC(6605ヤード、パー72)で行われた。1打差の5位で出た19歳の櫻井心那(ニトリ)が、通算10アンダーで並んだ桑木志帆(岡山御津CC)とのプレーオフ(PO)を2ホール目で制し、ツアー初優勝を飾った。時に280ヤード超えるドライバーショットを武器に、昨季下部ツアー5勝。来年にも米女子ツアー最終予選会受験を考えるニューヒロインは、今季国内ツアーをリードする選手たちの脅威になりそうだ。(取材・文=柳田通斉)
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女子ゴルフ界を席巻する岩井姉妹に負けない 同期・桑木志帆が初V王手「私の存在にも…」
2023.07.01女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディスは1日、神奈川・戸塚CC(6605ヤード、パー72)で第3日が行われた。2位で出た20歳の桑木志帆(岡山御津CC)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーの首位に浮上。21年6月のプロテスト合格組では、岩井明愛が1勝、その双子の妹・千怜(ともにHonda)が4勝。初優勝を狙う桑木は「勝って私の存在も示したい」と意気込んだ。明愛、藤本麻子、宮田成華(ともにフリー)が首位に並ぶ。
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金田久美子超えの最長ブランクVへ 11年ぶりV王手・藤本麻子「久美ちゃんの許可を得てる(笑)」
2023.07.01女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディスは1日、神奈川・戸塚CC(6605ヤード、パー72)で第3日が行われた。3位で出た33歳の藤本麻子(フリー)は6バーディー、4ボギーの70で回り、通算7アンダーの首位に浮上。コースを知り尽くす女性ハウスキャディー、ギャラリーに励まされ、2011年以来11年231日ぶりとなるツアー最長(1988年のツアー制施行後)ブランク優勝に王手をかけた。宮田成華(フリー)、岩井明愛(Honda)、桑木志帆(岡山御津CC)も首位に並ぶ。
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大雨の女子ゴルフで前髪が崩れない 7位浮上・菅沼菜々が涼しい顔「雨に濡れる感じが楽しい」
2023.07.01女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディスは1日、神奈川・戸塚CC(6605ヤード、パー72)で第3日が行われた。29位で出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーで7位に浮上。この日は午前中から悪天候で中断もあったが、「雨の中でのプレーは得意」と順調にスコアを伸ばした。一方で、大切な前髪はスプレー4回でガッチリ固めていたことも告白した。宮田成華、岩井明愛、藤本麻子、桑木志帆が7アンダーで首位。
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「ムカつくこともあったけど…」 マナーに厳しかった父へ、山下美夢有が誓った「絶対に勝つ」
2023.06.18女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス最終日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で行われた。首位で出た昨季年間女王・山下美夢有(加賀電子)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算17アンダーで今季4勝目、ツアー通算10勝目を飾った。昨年は母の日に、今年は父の日にも優勝。会場に駆け付けた父でコーチの勝臣さんは「たまたまですよ」と言いつつ、孝行娘が強くいられる理由を明かした。(取材・文=柳田通斉)
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ゴルフ界初「姉妹の最終日最終組」対決が父の日に実現 岩井ツインズ父は感慨「いや~幸せです」
2023.06.17女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス第2日が17日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で行われた。58位で出た岩井明愛は10バーディー、ボギーなしの62で回り、大会コースレコードを1打更新。通算10アンダーで2位に浮上した。7位で出た双子の妹・岩井千怜(ともにHonda)は5バーディー、1ボギーの68で通算8アンダーの3位。「父の日」の6月18日に、ツアー史上初めて姉妹が揃って最終日最終組を回ることが決まった。千怜は5月14日の「母の日」にRKB×三井松島レディスで優勝しており、「父の日」も姉妹で優勝を目指す。首位は通算14アンダーの山下美夢有。(取材・文=柳田 通斉)
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女子ゴルフ完全V岩井千怜、驚異のメンタルを62歳コーチが解説「中3の時、タイで経験したこと大きい」
2023.06.12女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス(兵庫・六甲国際GC)は11日、20歳の岩井千怜(Honda)の優勝で幕を閉じた。大会記録となる通算23アンダーをマークし、今季2勝目&ツアー通算4勝目。2位に5打差をつけ、初日から首位を譲らない完全優勝となった。大会後、千怜と双子の姉・明愛(Honda)は既に出場権を手にしていた7月の全米女子オープンに続き、8月のAIG全英女子オープンの出場権も獲得。埼玉・毛呂山町の練習場リンクスゴルフクラブで朗報を知った2人のコーチ・62歳の永井哲二さんは「もう、すごすぎて僕の気持ちが追いつきません」と笑いつつ、千怜のメンタルが強くなったきっかけなどを明かした。(取材・文=柳田通斉)
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大卒→プロテスト5度目で合格→下部ツアーV 女子ゴルフ27歳・高野あかりが歩んできた挑戦の道
2023.05.29女子ゴルフで大卒の新人が輝きを放っている。27歳・高野あかり(フリー)だ。昨年11月4日、5度目の挑戦となったプロテストで合格。今季は、レギュラーツアーの下部に相当するステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、出場6試合目となった前週の地域みらいグループレディス佐嘉窓乃梅カップ(佐賀・武雄GC)で初優勝を飾った。昨今は少なくなった大卒プロ。30代でも進化する先輩たちから刺激を受け、自身も励みにされる存在を目指す。(取材・文=柳田 通斉)
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女子ゴルフ史に名を刻んだ岩井姉妹、62歳コーチが振り返る“直ドラ”への取り組み「教えていませんが…」
2023.05.1514日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディス(福岡CC和白C)は、岩井千怜(Honda)のツアー3勝目で幕を閉じた。双子の姉・岩井明愛(Honda)、昨季の年間女王・山下美夢有(加賀電子)とのプレーオフ(PO)2ホール目では、パー5の2打目で姉妹そろって“直ドラ”を選択。果敢に挑戦する姿にギャラリー、視聴者は興奮。2人を幼少から指導してきた永井哲二コーチも「誇らしいです」と目を細めた。(取材・文=柳田通斉)
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女子ゴルフ双子V・岩井姉妹を支えた「地元練習場」の62歳 小3から知る2人の「優勝争い」を予言
2023.04.17女子ゴルフのKKT杯バンテリンレディスオープン(熊本空港CC)は16日、20歳・岩井明愛のツアー初優勝で幕を閉じた。昨季は妹の岩井千怜(ともにHonda)が2勝しており、男女を通じて史上初の双子によるレギュラーツアーVを果たした。2人を小学3年から指導してきた62歳の永井哲二コーチは、1つの壁を突破した明愛がさらに強くなること、姉妹での優勝争いが近い将来に現実となることを予測した。(取材・文=柳田 通斉)