「こんな状況になるとは」公開練習、生配信も全キャンセル…バレー佐藤容疑者の逮捕余波 選手、協会、報道陣も困惑
日本バレーボール協会(JVA)は28日、男子日本代表にメンバー登録されていたミドルブロッカーの佐藤駿一郎が薬物所持の容疑で同日逮捕されたことを発表した。本来この日に予定されていた2026年度男子日本代表のキックオフ記者会見は急遽中止に。代表選手の前向きな言葉が聞けるはずだったが、不祥事によって協会にも報道陣にも予想できない一日となった。

報道陣は1時間超待機も…選手の会見は急遽中止
日本バレーボール協会(JVA)は28日、男子日本代表にメンバー登録されていたミドルブロッカーの佐藤駿一郎が薬物所持の容疑で同日逮捕されたことを発表した。本来この日に予定されていた2026年度男子日本代表のキックオフ記者会見は急遽中止に。代表選手の前向きな言葉が聞けるはずだったが、不祥事によって協会にも報道陣にも予想できない一日となった。
「こんな状況になるとは……」
石川祐希、高橋藍ら代表選手が会見するはずだった味の素ナショナルトレーニングセンター。約80人の報道陣が会見場のオープンを待つ間、動揺が消えることはなかった。
佐藤の逮捕が報じられたのは、同日正午を迎える頃。受付開始は午後2時だったが、会見場に移動できたのはその約50分後。当初の会見開始予定から既に20分遅れていた。そして午後3時15分頃、選手参加のキックオフ記者会見が中止になるとアナウンスされた。

代わりに専務理事の國分裕之氏、技術委員会委員長の南部正司氏、業務執行理事の内藤拓也氏が登壇し“説明会見”が開かれた。3人は着席する前に深々と頭を下げて謝罪。國分氏は「このような事態になりまして、大変申し訳なく思っております」とコメント。代表選手については「かなり精神的にも参っていると思っています」と、ショックが広がっているとした。
質問を受けた際、3人は時折顔を見合わせて事実関係を確認する場面もあり、協会側も困惑している様子が見て取れた。会見は午後4時過ぎに終了。その後に予定されていた囲み取材、公開練習などは全てキャンセルとなった。今後は尿検査なども実施するという。
本来、6月から始まる国際大会「ネーションズリーグ(VNL)」などに向けた選手の意気込みを聞けるはずだった一日。ネットでも生中継される予定で、TBSスポーツ公式YouTubeチャンネルでは5000人近くが待機していた。ファンも待ちわびていた一日は、誰も予想しない形で消えてしまった。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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