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日本でW杯開催の可能性は? 協会目指す「2046年」…現状クリアできないスタジアム問題【W杯トリビア】

地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、スペインの優勝で幕を閉じた。「THE ANSWER」は、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第41回となる最終回は「日本で今後W杯が開催される可能性は?」。

サッカー日本代表【写真:ロイター】
サッカー日本代表【写真:ロイター】

連載「ワールドカップ・トリビア」最終回

 地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、スペインの優勝で幕を閉じた。「THE ANSWER」は、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第41回となる最終回は「日本で今後W杯が開催される可能性は?」。

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Q.日本で今後W杯が開催される可能性は?

A.2046年大会の招致を検討しています

【解説】

 日本が開催地として立候補を目指しているのは、2046年大会です。正式な立候補は開催の10数年前なので、まだ検討段階。スタジアム問題なども含めて実現の可能性を探っているところです。

 2046年大会がターゲットになるのは、2034年大会のサウジアラビア開催が決まっているから。FIFAは連続して同じ大陸で行われることがないように「直近2大会を開催した大陸連盟からの立候補は認めない」としており、アジアが立候補できるのは早くても2046年大会になるわけです。

 2002年大会を韓国と共催した日本は、単独で2022年大会の開催地に立候補しましたが、この時はカタールに敗れました。2034年大会開催地が無投票でサウジアラビアに決まったため、次のチャンスは2046年というわけです。

 ただ、大会は巨大化する一方で、開催国の負担は増すばかりです。スタジアム基準も年々厳しくなり、現状では「8万人以上収容」という決勝ができるスタジアムが日本にはありません。そこで、日本は韓国や中国など東アジア、さらに東南アジアとの共催も視野に検討を進めています。

 日本サッカー協会(JFA)は「JFA2005年宣言」の中で「2050年までにW杯を日本で開催し、その大会で優勝する」ことを約束しています。約束を守るために強化を進める日本代表とともに、日本協会はW杯開催の約束を果たすために動いています。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)

荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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