走る理由は「芸能界で生き抜くため」 元子役でマラソン2時間26分、鬼レンチャン出演→MGC出場権獲得へ――北海道マラソン・北川星瑠
女子マラソンで2時間26分37秒の自己記録を持つ北川星瑠(ひかる、ユニバーサルエンターテインメント)は、一風変わった「走る理由」を持つ。松竹芸能にも所属する24歳。8月にはタレントとしてフジテレビ系バラエティー番組「千鳥の鬼レンチャン」に出演し、30日の北海道マラソンでは、2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権獲得を狙う。二刀流にも思えるが、本人の意識は少し違うようで……。思い描く未来像とは――。(前後編の後編、取材・文=THE ANSWER編集部・上田 悠太)

「THE ANSWER 陸上PLUS|INTERVIEW」 北海道マラソン出場・北川星瑠
女子マラソンで2時間26分37秒の自己記録を持つ北川星瑠(ひかる、ユニバーサルエンターテインメント)は、一風変わった「走る理由」を持つ。松竹芸能にも所属する24歳。8月にはタレントとしてフジテレビ系バラエティー番組「千鳥の鬼レンチャン」に出演し、30日の北海道マラソンでは、2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権獲得を狙う。二刀流にも思えるが、本人の意識は少し違うようで……。思い描く未来像とは――。(前後編の後編、取材・文=THE ANSWER編集部・上田 悠太)
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――「走ること」と「タレント活動」を両立しているからこそ感じるメリットはありますか?
「陸上選手の私を応援してくださって、後から芸能活動もしていることを知ってくださる方や、逆にテレビなどメディア出演を通して知ってくださってから、陸上選手だと後から知ってくださる方もいらっしゃいます。みなさんにかけてくださる言葉が原動力になって、頑張れていますね。今、こうやって実業団でも、芸能界でも頑張れる場を与えてもらっていることは当たり前じゃないですし、ありがたい環境で幸せだなと思います。幸せをかみしめて、2倍頑張れているかなって思います」
――選手としては、2度目のマラソン挑戦だった今年3月の名古屋ウィメンズで2時間26分37秒と、初マラソンから自己ベストを7分以上も更新しました。
「名古屋ウィメンズマラソンでは、2時間26分台っていう目標は、絶対に達成したいっていう思いでやっていました。大学生の時の初マラソン(24年大阪国際女子マラソンの2時間34分11秒)はちょっと足が痛い状態で練習を積めていなかった。でも、名古屋ウィメンズマラソンに向けては、1年間、2時間26分台っていう目標に向かって練習できていました。それを達成できて、私がやってきた練習は間違えてなかったと自信が付きました。ただ同時に(日本人8位で)MGCの出場権の獲得には至らなかったですから、周りの選手は、もう一段階、強かったなって悔しい気持ちはあります。でも同じように練習を積み重ねていけば、MGCの出場権は夢じゃない、現実的につかめる目標だと気が付けました」
――タレントとランナーの二刀流と言われますね。でも北川さんは「芸能界で生き抜くために実業団で走る」という軸がはっきりされています。ご自身の中では、二刀流なのか、芸能活動の延長線上に走ることがあるのか。どのような意識なのですか?
「私は二刀流とは思っていないんですよね。もちろん2つをやっているのですけど……延長線上で走っているっていう方が近いかなって思ってます」
――あくまで大目標は芸能界で活躍することでしょうか?
「はい! 昔からというか、陸上に出会ってから、もう1回夢を諦めなくて済んだというか、夢に挑戦する機会を、もう1回もらえたと思っています。なので、大学生活の頃から、芸能活動と走ることは直線上にあるっていう感覚で、ずっと走ってます。芸能界で生き抜くために走ってます!」
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