女子ゴルフ史上初の4冠王手 “世界の山下”泣かせる親孝行 日米離れても「ビデオ通話で」頼れる父の助言
国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦・ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日が13日、石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で開催された。4位で出た山下美夢有(花王)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダー。吉澤柚月(三菱電機)とのプレーオフ(PO)を制して優勝した。

ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日
国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦・ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日が13日、石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で開催された。4位で出た山下美夢有(花王)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダー。吉澤柚月(三菱電機)とのプレーオフ(PO)を制して優勝した。
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ドライバーショット、パットはともに本調子ではなかったが、精度の高い100ヤード以内のショットを武器に「世界の山下」を見せつけた。今季は既に米ツアー2勝で、国内ツアーは2年ぶり14勝目、同メジャーは4勝目。日本女子オープン以外の3冠を手にし、史上初のグランドスラム(4大メジャー大会制覇)に王手をかけた。
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PO1ホール目の18番パー4。2オンに成功していた山下は、残り6メートルから2パットで戦いに終止符を打った。既に4打目を打ち終っていた吉澤は、マークをピックアップ。ハグで互いが健闘を称え合うと、山下は米ツアーを主戦場にする岩井明愛、岩井千怜の双子姉妹、竹田麗央らにもハグで祝福された。
表彰式のスピーチでは「久しぶりに日本でプレーして、優勝もできてうれしいです」と言い、優勝会見では「いつも通りのプレーをしていました。メジャーだから力が入るわけではなく、淡々とプレーできました」と振り返った。
最終組の1組前でプレーしていた山下は、9アンダーで迎えた18番で第1打を右の深いラフに入れた。ピンまでは残り184ヤード。メジャータイトルがかかる極限の重圧の中、山下は冷静に状況判断した。
「ここはフェアウェーに出して3打目勝負」
ピンまで残り88ヤードからの第3打。手にした52度ウェッジで放ったショットをピン1メートルにつけ、パーセーブに成功した。
「今日は100ヤード以内が安定していたので、いつも通り打ったら近くに寄ってくれました。何があるか分からない状況でしたし、18番のパーセーブは大きかったなと思います」
調子が万全だったわけではない。この日はティーショットが乱れ、フェアウェーをキープできたのは14ホール中6ホールと苦しんでいた。パットも最後までフィーリングを掴めなかったという。
「寄せワンで1パットのホールが多くてパット数は少ない(25)ですが、3~4メートルのバーディーチャンスをなかなかものにできませんでした」
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