大会ダントツ「19」高橋藍、アジアが恐れるサーブの思考 悔いたワンプレーも「取り返せる」
バレーボール男子のアジア選手権は12日、福岡・北九州市立総合体育館で準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同24位・韓国を3-0(25-13、25-11、25-14)のストレートで下して決勝進出を決めた。高橋藍は2本のサービスエースを含むチーム2位の14得点。サーブランキングで大会トップを独走する25歳のアウトサイドヒッター(OH)が、サーブに込めた思いを明かした。

買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026
バレーボール男子のアジア選手権は12日、福岡・北九州市立総合体育館で準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同24位・韓国を3-0(25-13、25-11、25-14)のストレートで下して決勝進出を決めた。高橋藍は2本のサービスエースを含むチーム2位の14得点。サーブランキングで大会トップを独走する25歳のアウトサイドヒッター(OH)が、サーブに込めた思いを明かした。
大差で2セットを連取して迎えた第3セット。最初のスパイクは高橋だった。レフトから打ち抜くも、2枚のブロックに掴まる。リベロの山本智大が拾い、再びトスは高橋へ。しかし、またも跳ね返され、相手にブロックポイントを献上した。直後に西田有志も2連続でドシャットを食らい、3連続失点。「あれは自分に責任がある」。高橋は、流れを渡してしまった1本を悔いた。
「そこを取り返せるのがサーブ」
2-5の場面で回ってきた順番。高橋は狙っていた。後衛の前にクッと落ちるショートサーブ。相手選手は触ることもできず、コートに膝をつく。この日2本目のエースを決めた背番号12は静かに右拳を握った。
「サーブからしっかりブレイクに繋げていく。多分どの選手もそうだと思うし、全員がいい意識でやれていたのが3セット目だった。だからリードされても焦ることなく、自分たちが1点ずつポイントを取ってきたと思いますし、サーブが一番の起点になったんじゃないかな」
この日は高橋が2本決めたほか、石川祐希と小野寺太志が両軍トップの3本のエース。大塚達宣、富田将馬も1本ずつマークするなどチーム全体でサーブが光った。高橋は今大会通算で19本のサービスエース。ランキング2位の石川、ホ・スボン(韓国)、リンカーン・ウィリアムズ(豪州)の9本に倍以上の差をつけてキングに君臨している。
強打、ショートサーブ、フローターと多彩なサーブを打ち分ける。「一番はフィーリングですけど、チームメートやアナリストが相手がどういったシフトを敷いているかを教えてくれるので、それを参考にして打ったりもします。最初は得意なコースで勝負して、基本的にはリベロの選手は狙いたくないので、リベロの選手以外を狙っていくように意識はしています」と打つ前の思考を明かした。
1人で流れを変えられるサーブ。2028年ロサンゼルス五輪の出場権を懸けたイランとの決勝でも、ビッグサーバーの1本は大きな武器になる。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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