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男子バレー日本は何が変わった? 7年ぶり代表復帰の深津英臣が感じた変化「昔はとにかく…」

バレーボール男子のアジア選手権の決勝が13日、福岡・北九州市立総合体育館で行われ、世界ランク6位の日本が同18位のイランを3-0(25-21、26-24、25-23)で撃破。連覇を達成し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。大会ベストセッターに選ばれた36歳の深津英臣は、今年約7年ぶりにA代表に復帰。かつて代表の主将も務めたベテランが見た、日本バレーの変化とは――。

バレー男子日本代表の深津英臣【写真:中戸川知世】
バレー男子日本代表の深津英臣【写真:中戸川知世】

買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026

 バレーボール男子のアジア選手権の決勝が13日、福岡・北九州市立総合体育館で行われ、世界ランク6位の日本が同18位のイランを3-0(25-21、26-24、25-23)で撃破。連覇を達成し、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得した。大会ベストセッターに選ばれた36歳の深津英臣は、今年約7年ぶりにA代表に復帰。かつて代表の主将も務めたベテランが見た、日本バレーの変化とは――。

「嬉しい気持ちや、ホッとした気持ち、本当にいろんな感情がありますね」

 表彰式で手にしたばかりのベストセッターの盾を片手に、深津は安堵の笑みを浮かべた。「もう何してたか覚えてないぐらい、この数日間本当にしんどい時間だったんですけど、こういう試合を乗り越えて、こういう結果を出したのが、チームとしても個人としてもまた成長できるんじゃないかな」。足を引っ張らないように――。最年長36歳のベテランは、謙虚な気持ちで今大会に臨んだ。

 10年前のリオ五輪世界最終予選。深津は今回と同じく五輪出場権を懸けた戦いで日の丸を背負った。しかし、自分のプレーが全くできずに惨敗。「悔しい。情けない」。2017年にはキャプテンも務めたが、2018年の世界選手権は代表落ち。その後も落選が相次いだ。それでもJAPANへの思いは燃え続けた。世界中のセッターを研究し、足の使い方を追求。今年、約7年ぶりに返り咲きを果たした。

「あんまりこのチームに僕の感情を出すのはよくないと思うんで、別にアレですけども」。大事なのは個人の因縁よりもチーム。「まあ、ああいう経験があったからこそ自分は頑張ってこれた。そういうのは間違いなく、今までの先輩や代表選手のおかげっていうのもあります」。先人たちへの感謝も忘れることはなかった。

 7年の月日が経ち、日本バレーは確実に強くなった。「僕が代表に来れなかった期間に、すごく彼らは結果を残してきた。何をしたら勝てるかっていうのを分かっている。昔の代表っていうのは、とにかく『頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう。やるしかない、やるしかない』という感じだった」。気持ちだけではなんともならない世界。心構えの変化がレベルアップに繋がっていると感じている。

「今の代表は『こういうことしたら勝てるんだ。俺らはこういうところで通用するんだ』っていうのは、きっと個人個人の自信もそうだし、チームとしてもこういうことをしていこうというのは決定的にあるので、それはすごいなって。単純に技術も高いですし、いいマインドを持っているな、と」。後輩たちの姿は、実に頼もしい。

 10年前に掴めなかった五輪の切符。「あそこで出せなかった力をここで出したい」。強い気持ちで足を動かし、トスを上げ続けた。その結果は、手にした盾と、首から下げた金メダルが物語っていた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)



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