八村塁に積極質問した201cmの18歳 高校から米挑戦も「散々バカにされた」貪欲に追うNBAの夢――坂上史龍
米プロバスケットボール(NBA)クリッパーズの八村塁が主宰したバスケクリニック「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」に、米国挑戦中の若武者がいた。坂上史龍(さかうえ・しりゅう)、18歳。身長201センチのSGは、貪欲な姿勢で全てを吸収しようとしていた。

Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP
米プロバスケットボール(NBA)クリッパーズの八村塁が主宰したバスケクリニック「Daiichi Life Group Presents BLACK SAMURAI KOBE CAMP」に、米国挑戦中の若武者がいた。坂上史龍(さかうえ・しりゅう)、18歳。身長201センチのSGは、貪欲な姿勢で全てを吸収しようとしていた。
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スマホの待ち受けにしている憧れの選手が、目の前にいる。つかの間の休憩時間。坂上はまたとない機会を逃さなかった。「得られるものは全部得よう」。約100人の中高生が参加する中、真っ先に八村に近づき、教えを乞うた。
ドリブルから止まってジャンプシュートを打つ際、ボールをうまく手に収められず、暴れてしまうことがあった。「そこが苦手だったので、八村選手はどうやっているのか聞きました」。自ら感じている具体的な課題を、臆することなく伝える。八村からはドリブルの時点でボールの縫い目を気にしておくこと、ゆっくりではなく「ドドンッ」とステップを踏むことといったアドバイスを受けた。
4、5日にGLION ARENA KOBEで行われたキャンプ中、坂上の積極性は際立っていた。メインコーチを務めたフィル・ハンディ氏がドリルを説明する時には、出来る限り近くに立つように意識。「ひと足先に自分を覚えてもらえるように」と、2日に東京で開催されたハンディ氏のクリニックにも参加していた。
アピールが実り、ドリルの実演担当を任されることもしばしば。NBAの現役コーチでもあるハンディ氏と連絡先も交換し、キャンプ終了後もやり取りできる関係になった。そんなハングリー精神溢れる18歳は今、バスケの本場・米国で戦っている。
年長からバスケを始めた坂上の夢が定まったのは、小学1年の時。きっかけは「レブロン・ジェームズって知ってるか」というコーチの言葉だった。いまやNBA歴代最多得点記録を持つレジェンドの映像を見て、衝撃を受けた。初めて触れた世界最高峰の舞台。「すごく憧れましたね」。いつか必ず米国に挑戦すると心に決めた。
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