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プロと回れる「withGolf」体験してみた 五輪金5個レジェンドの孫による“神レッスン”とは【1人予約OK】

PGMとアコーディア・ゴルフによるNight Golf(ナイトゴルフ)視察会・withGolf(ウィズゴルフ)体験会がこのほど、埼玉・おおむらさきGCで開催された。Night Golfは両グループが拡大している夜のゴルフで、アコーディア・ゴルフの同GCでは今月8日から営業開始。withGolfはプロと一緒にプレーしながら、ワンポイントアドバイスを受けられる朝昼のサービスで、今回は特別にNight Golfでの実施となった。(取材・文=柳田通斉)

Night GolfでのwithGolfで、丁寧で分かりやすいレッスンをしてくれた遠藤璃花プロ【写真:編集部】
Night GolfでのwithGolfで、丁寧で分かりやすいレッスンをしてくれた遠藤璃花プロ【写真:編集部】

特別にNight Golfで

 PGMとアコーディア・ゴルフによるNight Golf(ナイトゴルフ)視察会・withGolf(ウィズゴルフ)体験会がこのほど、埼玉・おおむらさきGCで開催された。Night Golfは両グループが拡大している夜のゴルフで、アコーディア・ゴルフの同GCでは今月8日から営業開始。withGolfはプロと一緒にプレーしながら、ワンポイントアドバイスを受けられる朝昼のサービスで、今回は特別にNight Golfでの実施となった。(取材・文=柳田通斉)

 スタート40分前、午後4時20分からプロによるヒアリングが始まった。「初めまして。本日はよろしくお願いします。まずはお悩みを聞かせてください」。明るく声をかけてくれたのは、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ティーチングプロフェッショナル資格 A級の遠藤璃花プロだった。

 1994年2月22日、東京都生まれで、祖父は60年ローマ、64年東京、68年メキシコ五輪に男子体操で出場し、金メダルを計5個獲得したレジェンドの遠藤幸雄氏。ゴルフは強豪の埼玉栄高に入学してから始め、JLPGAツアー6勝の渡邉彩香プロと同期だ。

「2人でよく飛ばし合いをしていましたね」

 現実に遠藤プロは祖父からの運動センスと精神力を受け継ぎ、ドラコン日本一決定戦【L-1 グランプリ】優勝 (294ヤード)の実績を持ち合わせている。

 そんな遠藤プロに記者はゴルフ歴(25年)とベストスコア(75)を伝えた上で、「バンカーショットがうまく打てません。バウンス(ウェッジのソールにある出っ張り部分)を使えないんです」との悩みを打ち明けた。

 遠藤プロは「なるほど。では、今日1回はバンカーに入れてくださいね。その時にコツをお伝えしますので」と言い、同組の2人にも聞き取り。それぞれの悩みを聞き出した。

 そして、予定通りに同5時にスタート。記者は1番パー5(496ヤード)を4オン1パットのパーでしのぎ、2番パー4(351ヤード)では、ドライバーショットが芯を食ってボールをピンまで残り90ヤード地点まで運ぶことができた。だが、左足下がりのライからアプローチウェッジで放った第2打は引っかけ気味でグリーンオーバー。直後、遠藤プロが「ヘッドが下から入った上につかまった感じですね」と指摘。おっしゃる通り、もう一つの悩みである「あおり打ち」からのミスだった。

 グリーン奥に行くと、ボールはバンカーにイン。遠藤プロは「早速、入りましたね」の言葉とともにレッスンを開始してくれた。

「ああ~、ハンドファーストの構えになっていますね。バンカーショットはハンドレイト、左足体重で構えてください。もっとです。もっと。そう、そう。では、ボール手前の砂を見て、それを爆発させる感じで打ちましょう」

 動画を見ると打つ直前、無意識に構えがハンドファースト気味に戻っていたが、何とかヘッドがバウンスから入ってボールはバンカーのアゴを越えて脱出。ピン左4メートルで止まり、遠藤プロには「OK!ナイス~」の声をいただいた。

 その後、徐々に空が暗くなった。午後6時30分頃には完全なるNight Golfになり、事前に手渡されていた「光るボール」を使用。6番パー4(381ヤード)での第1打が、フェード気味の弾道でフェアウェーをとらえると、遠藤プロは「ナイス~。素晴らしい。めっちゃいい」と賛辞3連発。おかげで気持ち良くなって、オレンジ色に発光して転がるボールの行方を目で追い続けた。

 今回、記者は「どれだけ実戦で使える技術を学べるか」をテーマにし、遠藤プロに質問を重ねた。それは個人の自由で、withGolfでは「ただ、楽しく回りたい」でもOKだが、終了後にはクラブハウス内で遠藤プロ撮影のプレー動画をいただき、ありがたい「フィードバック」もあった。以下がその概要だ。

スタート前にはアンケートを取り、ラウンド後にフィードバックのミーティングが行われる【写真:編集部】
スタート前にはアンケートを取り、ラウンド後にフィードバックのミーティングが行われる【写真:編集部】

ありがたい指導&「フィードバック」

<バンカーショット>

・ハンドレイトで構える(シャフトが自分から見て真っ直ぐならOK)。

・アドレスでは軽いオープンスタンスで、足幅は広めで足を砂に埋め、固定させる。体重移動はほとんどせず、左足体重のまま打つ(上半身の軸はまっすぐ)。

・目線は手前の砂で、それを爆発させるイメージ。砂を取れば距離は通常より飛ばないので、怖がらずにしっかりと振り切る。フィニッシュではフェース面が自分を向いているようになるのが正解(手鏡を見るイメージ)。

<ダウンブローで打つには>

・アイアンで打つ際は、ボールのてっぺん(頂点)を見る。真上から見ることで軸がまっすぐになり、クラブが上から入りやすくなる。

・手首の角度をキープする意識を持つことで、アーリーリリースを防げる。

<力が入ってしまった時の対処法>

上半身に力が入った時は、逆にグリップを思いっきり握るといい。ぎゅーっと力を込めて握り、5秒ほどしたらパッと離して緩めると肩の力が抜ける。緊張したホールなどでも効果あり。

 withGolfは18年にPGMが開始。プロにとっては収入を得られる機会になり、顧客はプロの技術を学べ、推しのプロを応援できる。会社としては値引きからの脱却もできるということで、既に国内145か所のコースで展開。PGMと同じく平和が親会社のアコーディア・ゴルフでも関東・静岡県全域49か所で実施し、「順次、全国に展開予定」としている。

 登録プロは今年4月現在で計676人。プロテスト未合格者、レッスンプロ、ツアープロの男女でコースと各人で価格設定は変わってくるが、2万円台~4万円台が相場になっている。登録はPGM、アコーディア・ゴルフの公式サイトから1人予約でも可能。1人目にサポートプロが掲載され、残る3人の枠にそれぞれがエントリーしていく仕組みになっている。

 遠藤プロはwithGolfについて、「ファンの方を増やす意味でも、私たちにとってもありがたいサービスです」とコメント。その上で「何より、多くの方々にゴルフをより好きになっていただきたいので、そのお役に立てるように今後も頑張ります」と話している。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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