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女子ゴルフ高橋彩華、強行軍で全米女子OP出場権GET 国内ツアーVから一夜、36Hプレーも「飛ばなくなっただけ」で3位通過

全米女子オープンゴルフ日本予選会が20日、千葉・房総CC房総ゴルフ場(東C=6411ヤード、西C=6397ヤード、ともにパー72)で開催された。計129人(プロ105人、アマ24人)が出場し、東西コースの計36ホールをプレー。ウー・チャイェン(台湾)、後藤未有、高橋彩華、オ・スミン(韓国)の上位4人が出場権を手にした。高橋は前日の国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスオープン(熊本空港CC)で優勝。強行軍ながら71、69の通算4アンダーの3位で通過を果たした。

36ホールのプレーを終え、全米女子オープン出場を確信して笑顔の高橋彩華【写真:柳田通斉】
36ホールのプレーを終え、全米女子オープン出場を確信して笑顔の高橋彩華【写真:柳田通斉】

全米女子オープンゴルフ日本予選会

 全米女子オープンゴルフ日本予選会が20日、千葉・房総CC房総ゴルフ場(東C=6411ヤード、西C=6397ヤード、ともにパー72)で開催された。計129人(プロ105人、アマ24人)が出場し、東西コースの計36ホールをプレー。ウー・チャイェン(台湾)、後藤未有、高橋彩華、オ・スミン(韓国)の上位4人が出場権を手にした。高橋は前日の国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスオープン(熊本空港CC)で優勝。強行軍ながら71、69の通算4アンダーの3位で通過を果たした。

 最終ホールの東C18番パー5。高橋は5メートルのバーディーパットを真ん中から沈めた。前日とは打って変わってギャラリーの拍手はなかったが、頬を緩めてキャディーとハグ。カメラを向けられると満面の笑みを浮かべた。アテストを終えて、記者に囲まれると「飛ばなくなっただけでした」と明かした。

 現在の世界ランキングは75位。5月25日時点の同ランクで現在の順位をキープできれば、全米女子オープンの切符が手に入る。KKT杯バンテリンレディスオープンで今季2勝目を飾ったことで、日本時間21日発表の最新ランキングでは浮上が確実。この日の欠場も頭に浮かんだが、父・剛さんと相談の上で「世界ランキングに懸けるより、出るだけ出て行けなくなった時に後悔しないように」と決め、コースに乗り込んだ。前夜の熊本空港からの便は、2時間遅れで午後9時に羽田空港着。「倒れるように眠った」が、5時間後には起床してコースに向かったという。

 そして、午前7時30分にスタート。たまった疲れから「飛ばない。ドライバーのキャリーで15ヤードは落ちている」と冷静に判断し、それを計算の上で淡々とホールを重ねたという。

「人生初の1日36ホールですし、割り切ってやっていました。パターは(前週に)続いていい感じでした。前半を終えて20位ぐらいの感覚でしたが、意外と上位だったので『後半、頑張ったら』という思いもありました」

 自力でつかんだ出場権。海外メジャーは4度の出場になる。22年と25年の全英女子オープンは予選落ちしたが、新型コロナの影響で異例の12月開催で20年の全米女子オープンは、11位に入っている。

「海外メジャーは日本の試合では見られない、いろんな経験ができるので、それ見たくて出たいというのがあります。前の自分よりもどれぐらい世界に通用するのかも知りたいです」

 女子ゴルフの世界5大メジャーでも「最も権威がある」とされるのが、全米女子オープン。今年は6月4日開幕で、28年ロサンゼルス五輪の会場にも決まっているカリフォルニア州リビエラCCでの開催となる。タフなコース設定も織り込み済みで「私は伸ばし合いになるよりも、ハードなコースの方が好きです。それを期待したいです」。その上で「まずは予選を通過したいです」と言葉に力を込めた。

 1998年度生まれの黄金世代では、畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ、原英莉花が米女子ツアーを主戦場にしているが、高橋もジワジワと地力をつけてきている。今季2勝+日本予選突破で大きな自信を得た27歳。残り1か月で調整し、海を渡る。

<2025年全米女子オープン 日本予選会通過者> ※はアマチュア
1位(-8)後藤未有(67、69)
2位(-7)ウー・チャイェン(69、68)
3位(-4)高橋彩華(71、69)
4位(-2)※オ・スミン(71、71)
(4位は同スコアでオ・スミンと尾関彩美悠が並び、プレーオフでスミンが通過)

【過去5年の日本予選会からの本戦出場者と本選結果】※はアマチュア

・2025年(房総CC房総G)
サイ・ペイイン(予落)、林菜乃子(予落)、池羽陽向(予落)、泉田琴菜(予落)、※長澤愛羅(予落)、※木村葉月(予落)

・2024年(房総CC房総G)
尾関彩美悠(36位)、河本結(39位)、藤田さいき(予落)、サイ・ペイイン(予落)、木村彩子(予落)

・2023年(房総CC房総G)
岩井明愛(予落)、佐藤心結(53位)、木下彩(13位)、脇元華(予落)、三ヶ島かな(68位)

・2022年(房総CC房総G)
濱田茉優(予落)、高木優奈(69位)、識西諭里(予落)、早川夏未(予落)、※馬場咲希(48位)、※伊藤二花(予落)

・2021年(横浜CC)
仲西菜摘(予落)、川満陽香理(予落)、三宅百佳(予落)、勝みなみ(予落)、※小暮千広(予落)

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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