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“東大超え”世界5傑の超難関大卒、日本へ 課題は膨大…文武両道で悟った「時間管理こそ親友」

バレーボールのSVリーグは4月26日、横浜BUNTAIで女子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第2戦が行われ、レギュラーシーズン4位の大阪マーヴェラスが同2位のSAGA久光スプリングスに0-3(20-25、23-25、14-25)でストレート負け。昨季に続く連覇とはならなかった。ミドルブロッカーの23歳、サマンサ・フランシスは超難関大スタンフォード大を経て昨夏に来日。生まれ育った米国を離れ、日本移籍を決断した理由とは。

SVリーグ女子チャンピオンシップファイナルに出場したサマンサ・フランシス【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
SVリーグ女子チャンピオンシップファイナルに出場したサマンサ・フランシス【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル

 バレーボールのSVリーグは4月26日、横浜BUNTAIで女子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第2戦が行われ、レギュラーシーズン4位の大阪マーヴェラスが同2位のSAGA久光スプリングスに0-3(20-25、23-25、14-25)でストレート負け。昨季に続く連覇とはならなかった。ミドルブロッカーの23歳、サマンサ・フランシスは超難関大スタンフォード大を経て昨夏に来日。生まれ育った米国を離れ、日本移籍を決断した理由とは。

 日本で戦う初めてのシーズン。栄冠にはあと一歩及ばなかった。それでも198センチの長身を活かして2ブロックを含む7得点をマーク。第3セットは大差がついたものの、大阪から駆け付けたファンの後押しを受け、必死に最後まで戦い抜いた。「日本の観客の皆さんは、とても活気がある。一年を通じて応援してくれてありがとう」と涙ながらに感謝を口にした。

 米・サンディエゴ出身。2025年8月、22歳にして来日し、大阪マーヴェラスに加入した。「日本人は人を大切にする文化だと聞いていたの。それは今年私が経験したことと合致していたと思う。チームメートもスタッフも素晴らしかった。温かく迎えてくれて、たくさんのことを学んだわ」と日本での生活に充実感を漂わせる。

 移籍決断の大きな要因は日本バレーの“守備力”にある。卓越したポジショニングでコート内に壁を作り、レシーブ力は世界でもトップクラスだ。「ラリーが延々と続く中でポイントの取り方を見つける、難しい経験をしてみたかった」。あえて茨の道を行くのは、自身の成長を促すためだ。

 プロ入り前は米スタンフォード大で学業とスポーツの両立に励んだ。英国の高等教育情報誌「Times Higher Education」が発表した「世界大学ランキング2026」で東大などを上回り5位にランクインする超名門大。野球の佐々木麟太郎が在学することでも知られる。膨大な課題に追われる日々を過ごし「本当に大変だったわ。アスリートにとっては時間管理こそが“親友”だと分かったの」と回顧する。

 大学2年時と3年時には、西海岸の強豪チームが揃う大学リーグ「パシフィック12カンファレンス」で優勝を経験。オール・フレッシュマンのチームに選出されるなど、数々の賞を獲得し「自分にとっては最高の場所だった」と断言する。「バレーボールの技術だけでなく、精神面や学業面でも成長できた」。スポーツも学業も手を抜かない長身アタッカー。今季で大阪マーヴェラスは退団するが、これからも「成長」を求め、キャリアを切り開いていく。

(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)



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