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「強豪校に行けば、必ず強くなれるの?」 中高で全国出場も…敢えて“指導者不在”の陸上部を選んだ理由――立大・湯田和未

21日から4日間、カンセキスタジアムとちぎで行われた陸上の第105回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。熱戦を取材した「THE ANSWER」はさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・5000メートルに出場した立大の湯田和未(1年)。中高と全国大会でも活躍してきたが、大学は指導者のいない立大に進学。「強豪校に行けば、必ず強くなれるの?」と話す理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)

女子1部・5000メートルに出場した立大の湯田和未【写真:中戸川知世】
女子1部・5000メートルに出場した立大の湯田和未【写真:中戸川知世】

陸上・関東インカレで輝いた選手たち 女子1部・5000メートル/立大・湯田和未(1年)

 21日から4日間、カンセキスタジアムとちぎで行われた陸上の第105回関東学生競技対校選手権(関東インカレ)。熱戦を取材した「THE ANSWER」はさまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回は女子1部・5000メートルに出場した立大の湯田和未(1年)。中高と全国大会でも活躍してきたが、大学は指導者のいない立大に進学。「強豪校に行けば、必ず強くなれるの?」と話す理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)

 大会最終日の5000メートル決勝。留学生ランナーが引っ張る展開の中、湯田は第2集団につけた。終盤に集団から遅れたが、151センチの小さな体で懸命に腕を振り、16分39秒79の18位でゴールした。初の関東インカレ。「珍しく緊張して、それがレースに出てしまった」と悔しがったが、1年生ながら堂々の走りを見せた。

「強豪校に行けば、必ず強くなれるの?」

 自らに問いかけ、選んだ道で走り続けている。

 陸上を始めたきっかけは箱根駅伝だった。「男子の大会だと気づかないほど惹き込まれて、『この大会に出たい』と思って。最初は勘違いからだった」と苦笑いする。小学4年で学校の陸上部に入ると、会津若松一中(福島)では、全中や全国中学校駅伝を経験。学法石川高(福島)では1年時からインターハイに出場し、3年時には全国高校駅伝で1区を任されるなど、大舞台でも活躍してきた。

 大学では指導者のいない立大に。望めば、いわゆる強豪校に進めたはず。中高と名門校で競技を続けてきたが、実感したのは「自分次第」ということだった。「強豪校でも、みんなが強くなるわけではない。指導を受けるだけではなくて、それを生かしながら自分で考えてやってみたかった」。学生主体で行う部の方針に惹かれ、興味のあった心理学も現代心理学部で学べることから、進学を決めた。

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