日本の元ドラ1、韓国で巻き込まれた“前代未聞”の大騒動 移籍発表寸前に不承認…岡田明丈「まだ心の整理が」
かつてのドラフト1位右腕が、韓国で前代未聞の騒動に巻き込まれた。元広島の岡田明丈投手に声をかけたのは、昨季の韓国プロ野球優勝チーム・LGツインズ。球団間では移籍がまとまり、12日の午後に公式発表される予定だった。しかしその寸前に、規約解釈の問題でこれが認められないとされ、リーグを運営する韓国野球委員会(KBO)が公式謝罪する騒動に。岡田は自身のSNSに、無念の思いをつづっている。

広島のセ3連覇に貢献した岡田、規約解釈のズレで韓国強豪入りが消滅
かつてのドラフト1位右腕が、韓国で前代未聞の騒動に巻き込まれた。元広島の岡田明丈投手に声をかけたのは、昨季の韓国プロ野球優勝チーム・LGツインズ。球団間では移籍がまとまり、12日の午後に公式発表される予定だった。しかしその寸前に、規約解釈の問題でこれが認められないとされ、リーグを運営する韓国野球委員会(KBO)が公式謝罪する騒動に。岡田は自身のSNSに、無念の思いをつづっている。
岡田は2024年オフに広島を戦力外となり退団。昨季は社会人野球の明治安田、そして今季は韓国に新しく生まれた「2軍専門球団」の蔚山ホエールズでプレーしていた。そしてシーズン終盤になって舞い込んだのが、LGへの移籍だ。両球団の間では移籍金を含め話がまとまり、あとは12日午後の発表を待つだけだった。
ところがここで、KBOから待ったがかかった。韓国では、新外国人選手の獲得期限はポストシーズンに登録するなら8月15日、国内球団のトレードによる新戦力獲得期限は7月31日とされている。2軍球団の選手が1軍へ“昇格”する移籍は初めてで、KBOは当初両球団からの問い合わせに移籍は可能と回答したものの、12日の発表寸前になり一転認められないとした。2軍球団の立ち位置をめぐるルール解釈が原因で、両球団に謝罪があったという。
岡田は13日になり、自身のSNSに心情をつづった。日本語と韓国語で「韓国と日本、全てのファンの皆様へ」というメッセージを発表し、無念の思いをつづった。
「8月15日を期限として移籍が可能だとしたKBOの当初の説明が覆り、最終的に7月31日を期限とするとの決定がなされたと聞きました。このような経緯についてはとても残念に思います」
12日は、契約後すぐの試合登板もありえると聞かされていたといい、実現していれば岡田にとっては実に7年ぶりとなる1軍登板だった。「私を選手として高く評価し、最後までKBOと掛け合ってくれたLGフロントの皆様には感謝の言葉しかありません。今回はチームメンバーに加わることは叶いませんでしたが、2026シーズンLGツインズが優勝することを本当に心から願っております」と続けた。
32歳の岡田は大商大高、大商大と進み、2015年秋のドラフトで広島の1位指名を受けた。1年目から開幕ローテーションの一角を占め、日本ハムとの日本シリーズにも先発。2年目の2017年にも12勝、2018年にも8勝を挙げ、チームのリーグ3連覇に貢献した。
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