八村塁に「ビビっちゃって…」 NBA目指す最年少21歳が明かす憧れとの交流、まさかのイジりも――バスケ日本・川島悠翔
バスケットボール男子日本代表(世界ランク22位)は15日、東京・有明アリーナで韓国代表(同57位)との強化試合「買取大吉カップ2026」を行い、88-68で快勝した。NBAクリッパーズの八村塁が約2年ぶりの日本代表復帰。23分40秒の出場でチーム最多の22得点を挙げた。同じポジションの最年少21歳・川島悠翔(シアトル大)は、八村から得た学びを明かした。

有明アリーナで買取大吉カップ2026
バスケットボール男子日本代表(世界ランク22位)は15日、東京・有明アリーナで韓国代表(同57位)との強化試合「買取大吉カップ2026」を行い、88-68で快勝した。NBAクリッパーズの八村塁が約2年ぶりの日本代表復帰。23分40秒の出場でチーム最多の22得点を挙げた。同じポジションの最年少21歳・川島悠翔(シアトル大)は、八村から得た学びを明かした。
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憧れの先輩から、まさかのイジりが飛んできた。
第4クォーター残り5分19秒。川島のディフェンスリバウンドから、河村勇輝が一気に駆け上がる。最後は跳び上がりながらの背面パス。アリーナが騒然となる中、高島紳司を経由して、川島にボールが戻ってきた。すぐにシュートを放つが、リングに弾かれる。自らリバウンドを取り、2度目のトライでこの日初得点を挙げた。直後に韓国がタイムアウト。ベンチに戻ると、八村が待っていた。
「一発で決めないと。プッシュアップ! プッシュアップ!」
指示通りに腕立て伏せの姿勢に入ろうとしたところで、「ノーノーノー」と笑って止められた。八村なりの冗談だった。
NBAを目指す21歳は、大学から米国に挑戦した八村の背中を追うように海を渡った。福岡大大濠高1年時にウインターカップ優勝に貢献。2年を終えたところで同校を離れ、オーストラリアのNBA若手養成機関「NBAグローバルアカデミー」に進んだ。現在はNCAA(全米大学体育協会)1部のシアトル大でプレーしている。身長200センチ、体重99キロ。ポジションは八村と同じパワーフォワード(PF)だ。
直接学べるまたとないチャンス。しかし、「ちょっとビビっちゃってるんで……。もっと聞いていこうかなと思います」。オーラに気圧されていることを明かし、照れ笑いを浮かべた。
八村が合流してから3日。練習ではマッチアップする機会もたくさんあった。「止めたと思ったのにジャンパーを決められたり、やっぱり本当に決定力がすごいですね。体も本当に強くて、自分ももっと鍛えないとな、と思いました」。試合でも22得点と爆発した先輩を見て、「自分が得点する、っていう気持ちと自信を持って堂々とプレーしていた。そういう気持ちが大事だな」と感じた。
「本当にこのままだと追いつけないなというのをすごく感じたし、もっと努力していかないといけないと痛感しました」
7分34秒の出場で4得点、3リバウンド、1スティール。「日の丸を背負っている責任が自分にはあるので、気持ちの面で負けることは絶対ないように今後していきたい」。ロールモデルとともに過ごし、目標との距離を実感した21歳。この夏の経験を必ず成長に繋げる。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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