pickupの記事一覧
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貧血、体重、生理、「女性アスリートの身体の問題」が解決しない理由 有森裕子の考え
2022.01.162019年に、一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS)の副会長に就任。体育会に所属する大学生と、直接の対話を定期的に行っている、元プロマラソンランナーの有森裕子さん。
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陸上界にいまだ残る「不適切な鉄剤注射」 重い貧血に悩んだマラソン有森裕子の警鐘
2022.01.15日本のマラソン界で一時代を築いたランナーとして知られる、有森裕子さん。有森さんは2019年、一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS)の副会長に就任。昨年から、体育会に所属する大学生らと直接語り合うオンライン企画「大学スポーツありもり会議 “animoの部屋”」を開催している。
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創部数か月で選手2人に… 埼玉医大G、ニューイヤー駅伝出場に導いた40歳監督の信念
2022.01.14創部4年にして昨年元日の第65回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に初出場した埼玉医科大学グループ男子駅伝部は、36チーム中20位と大健闘した。2017年に部員5人で立ち上がったチームは、いかにして短期間で急成長を果たし、実業団陸上界に新たな風を吹き込んだのか。異色の経歴を持つ柴田純一監督の指導法と、これまでの歩みを振り返る。(取材・文=河野 正)
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マイナー競技が苦労する活動資金の捻出 大手企業と次々連携するラクロス協会の挑戦
2022.01.13新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮うようになってから、早くも2年が経とうとしている。未曾有の出来事に当初は戸惑いばかりが先行したが、状況を憂うだけでは何も生まれない。制限が多い新たな生活様式に順応しながら、社会は未来に向けて力強い一歩を踏み出している。
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炭水化物は減らしても大丈夫? アスリートの減量の基本は「たんぱく質の計画的摂取」
2022.01.13Jリーグやジャパンラグビー リーグワンをみてきた公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が「THE ANSWER」でお届けする連載。食や栄養に対して敏感な読者向けに、世界のスポーツ界の食や栄養のトレンドなど、第一線で活躍する橋本氏ならではの情報を発信する。今回は「減量期のアスリートのたんぱく質の摂り方」について。
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「青森山田時代」をどう見るか 環境面に優位性なし、中等部からの“6年間”育成が機能
2022.01.13100回目の全国高校サッカー選手権が10日に決勝を迎え、4年連続ファイナリストとなった青森山田が3年ぶり3度目の頂点に輝く形で閉幕となった。
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優れたサッカー選手が生まれる環境とは? 本田、長友、家長…切磋琢磨した集団の強さ
2022.01.12スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は本田圭佑、長友佑都、家長昭博らが台頭した北京五輪世代を例に、優れたタレントが輩出される環境について考察している。
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中野友加里が我が子に送る唯一のアドバイス「一つ、自分に合うスポーツを見つけて」
2022.01.12全日本選手権で3度表彰台に上がり、アジア冬季競技会優勝、NHK杯優勝など輝かしい実績を持つ元フィギュアスケート選手の中野友加里さんは今、審判員、解説者としてのキャリアを積み上げると同時に、2児の母としても忙しい毎日を送る。
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医大駅伝部を4年で全国に導いた40歳監督 コーヒー店経営の異色キャリアを歩んだ理由
2022.01.09埼玉医科大学グループ男子駅伝部が昨年元日、創部4年にして第65回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に初出場し、36チーム中20位と大健闘した。2017年に部員5人で立ち上げ、短期間でひとかどのチームに成長させたのが、異色の経歴を持つ40歳の監督、柴田純一だ。実業団陸上界に登場した風雲児の横顔を紹介する。(取材・文=河野 正)
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青学大Vの裏に厚底シューズ対策 活かし切れなかった機能性、1年間の筋トレ改革が成就
2022.01.04第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町芦ノ湖~東京・千代田区大手町)は3日、青学大が10時間43分42秒の総合新記録で2年ぶり6度目の総合優勝。往路に続く完全優勝を達成した。4位に終わった前回以降、学生長距離ランナーの間でも主流となった厚底シューズで記録を伸ばすという命題の下、肉体改造に着手。「今回の総合優勝で、トレーニングの一定の成果は挙げられた」と話すのは、青学大陸上部長距離部門のフィジカルトレーニングを担当する中野ジェームズ修一トレーナー。「THE ANSWER」スペシャリストでもある同氏に、そのトレーニング内容を聞いた。(構成=長島 恭子)
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「切り替えろ」の一言で平常心に戻れる? 元女子バレー代表選手も戸惑った曖昧な指示
2022.01.03スポーツでもなんでも、指導者や先生、親から「引きずるな! 切り替えろ!」と言われたことのある人は結構いるんじゃないだろうか。気持ちを切り替えて、やるべきことに集中して、また自分のパフォーマンスが出せるように頑張れという意味が込められていたりする。言わんとすることはなんとなく分かる。でも、なんとなくしか分からない。
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好きなバレーボールから「早く逃げたい」 “怒られる指導”で益子直美に生じた負の感情
2022.01.02誰よりも厳しく、誰よりも激しく、誰よりも辛抱強く――。それこそが成功への唯一の方法であり、そのためには体罰、暴言もやむなし。そんな風潮を「昭和の体質」のように表されることがあるが、とはいえまだまだ過去の話と言い切れないものがある。もちろん当時、そして現代の指導者の中にも真摯に選手と向き合い、自主性を育み、人として、選手としての成長に導いていた方々もたくさんいるだろう。それでも歯を食いしばって自分を追い込む指導が選手を強くするという束縛から、逃れることができない人が少なからずいる。
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突き動かす亡き親友・平尾誠二への思い 日本ラグビーの未来担うリーグワン理事長の情熱
2022.01.02異色のビジネスマン玉塚元一理事長(ロッテホールディングス代表取締役社長)が、陣頭に立って、2022年1月7日の開幕へ向けて準備を進める「NTTジャパンラグビー リーグワン」。日本ラグビーの構造改革とも期待される新リーグで、玉塚理事長は何に取り組み、何を実現したいのか。ラグビーへの恩返しの思いとともに、経営者の視点から見る日本ラグビーの課題と未来のあるべき姿を語ってもらった。(取材・文=吉田 宏)
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陸上1万m女王の33歳新谷仁美がマラソン挑戦 自らの商品価値求める「仕事人」の生き様
2022.01.0212月8日、東京五輪女子1万メートル代表の新谷仁美はスポーツブランド、アディダスとのパートナーシップ契約に基本合意したことを発表。「最大の目標であるパリの舞台を目指すうえで、心強いパートナーができたことは非常にうれしい」と、明確に「パリ五輪」を目標に掲げた。
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慶大ラグビー部時代に伝説の決戦 ロッテ社長など歴任したリーグワン理事長の異色の人生
2022.01.01国内ラグビーの新リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」が、2022年1月7日に開幕する。21年5月で幕を下ろしたトップリーグからバトンを受けた新リーグは、ディビジョン(3部)制などフォーマットの刷新に加えて、参入チームには将来的なプロ化を見据えた事業化、ホストエリアとの連携や普及育成機関の充実を求めるなど、日本ラグビーの構造改革に挑戦する。
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箱根駅伝、勝負を分ける6人の「補欠」 高まる戦略性、例年以上に豪華な理由とは
2022.01.011月2日、3日に開催される第98回箱根駅伝の区間エントリーが12月29日にあり、各大学の1区から10区までの走者が発表された。
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厳格な父が名ストライカーを育てる? 点取り屋の“執念”を植えつけた男と男の関係性
2021.12.31スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回のテーマは、サッカーの中でも育成するのが難しいと言われるストライカーについて。優秀な点取り屋はどのようにして生まれてくるのかという問いに対し、小宮氏はスペインと日本のサッカー史にその名を刻む2人のストライカーを例に、父の愛情と厳しさが原点にあるとしている。
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渋野日向子と戦った高3佐藤心結 「最後の弟子にしよう」三觜喜一コーチとの9年物語
2021.12.312020-2021年の国内女子ゴルフツアーに出場したアマチュア選手で、最もインパクトを残したのは、佐藤心結(さとう・みゆ=明秀学園日立高3年)だった。スタンレーレディス(2021年10月8~10日、静岡・東名CC)で、渋野日向子らとのプレーオフに進出。惜しくも敗れたが、その後のプロテストで一発合格を果たし、ツアー最終予選会(QT)も上位で通過した。「THE ANSWER」ではその素顔に迫るべく、佐藤と三觜喜一コーチを取材。共に歩んだ9年間を振り返り、この先のビジョンを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 柳田通斉)