十種競技で培った知見を社会へ 右代啓祐氏&中村明彦氏が教育、地域で仕掛ける新プロジェクト
陸上の十種競技で日本のレジェンド2人がタッグを組み、新たな挑戦を続けている。前日本記録保持者の右代啓祐氏と、日本歴代3位の記録を持つ中村明彦氏の2人は昨年、混成競技に特化した大会「渡辺パイプ presents 10&7 CHAMPIONSHIPS」(以下、10&7 CHAMPIONSHIPS)を立ち上げた。第2回を迎える今年は10月10、11日の2日間、山形・ネッツえがおフィールド(あかねヶ丘陸上競技場)で開催される。今年は大会の開催だけでなく、新たなプロジェクトも始動。その思いとは――。(敬称略、前後編の前編)

「THE ANSWER 陸上PLUS|INTERVIEW」 10&7 CHAMPIONSHIPS プロジェクト
陸上の十種競技で日本のレジェンド2人がタッグを組み、新たな挑戦を続けている。前日本記録保持者の右代啓祐氏と、日本歴代3位の記録を持つ中村明彦氏の2人は昨年、混成競技に特化した大会「渡辺パイプ presents 10&7 CHAMPIONSHIPS」(以下、10&7 CHAMPIONSHIPS)を立ち上げた。第2回を迎える今年は10月10、11日の2日間、山形・ネッツえがおフィールド(あかねヶ丘陸上競技場)で開催される。今年は大会の開催だけでなく、新たなプロジェクトも始動。その思いとは――。(敬称略、前後編の前編)
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2年目は単なる継続ではない。
右代と中村の2人は企画、運営する大会だけでなく、新たなプロジェクトを始動した。「10&7 CHAMPIONSHIPS プロジェクト」と銘打ち、その内容は多岐にわたる。
右代「我々がやってきた混成競技は『走る、投げる、跳ぶ』という複合的な競技。苦手なものとも向き合いながら、全部伸ばしていかないと戦えない。その競技性はいろんなメッセージ性があるというか、教育的なコンテンツとして組み込みやすいところもあると思っているんです」
中村「混成競技は10種目、7種目ある。苦手なものも、得意なものも抱き合わせて2日間のゴールに向かう。それだけでもチャレンジになる。競技に限らず、成功って難しいですけど、10個、7個チャレンジできれば、1個は成功が出てくるのかなって考えてきた部分もある。小さくても1回の成功は次につながる。そういうところは教育的な部分でもつながるのかなと思っています」
十種競技は100メートル、棒高跳び、やり投げなど複数の種目に取り組む競技。だからこそ「得意を伸ばす」「苦手と向き合う」の意味について、よく考えてきた。培ってきた知見を競技の枠を越えて、次世代に落とし込んでいく。
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