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女子ゴルフ悔し涙の2位、取材に22歳ポツリ「あっという間に…」 新ヒロイン候補・吉澤柚月は敗戦を糧に

国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦・ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日が13日、石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で最終日が行われた。2位で出た吉澤柚月(三菱電機)は2バーディー、ボギーなしの70で回って通算9アンダー。山下美夢有(花王)とのプレーオフ(PO)に進出したが、1ホール目でパーを奪えず敗れた。優勝を争った相手は山下をはじめ、米ツアーを主戦場とする選手や実力者たち。その中で存在感を示した吉澤は、悔し涙を流しながら「食らいつくことはできた」と振り返った。

ソニー日本女子プロゴルフ選手権で2位となった吉澤柚月【写真:柳田通斉】
ソニー日本女子プロゴルフ選手権で2位となった吉澤柚月【写真:柳田通斉】

ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日

 国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦・ソニー日本女子プロゴルフ選手権最終日が13日、石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で最終日が行われた。2位で出た吉澤柚月(三菱電機)は2バーディー、ボギーなしの70で回って通算9アンダー。山下美夢有(花王)とのプレーオフ(PO)に進出したが、1ホール目でパーを奪えず敗れた。優勝を争った相手は山下をはじめ、米ツアーを主戦場とする選手や実力者たち。その中で存在感を示した吉澤は、悔し涙を流しながら「食らいつくことはできた」と振り返った。

 最終18番パー4で行われたPO1ホール目。吉澤は第1打を右の深いラフに入れた。第2打はラフでクラブヘッドが絡みつき、ボールは狙った場所より左のバンカーへ。第3打はグリーン奥のカラーで止まったが、そこからパターで放ったピンまで10ヤードの第4打も決まらなかった。そして、2オンに成功していた山下のパーパットを見届けた。

 先輩の山下には祝福のハグをした。「よくやった」「ありがとう」。飛んできたギャラリーからの声援にも笑顔で応えた。だが、クラブハウスで待っていた同学年の神谷そら、川崎春花らの姿を見ると、涙がこぼれた。そして、取材陣の前に立ってポツリと言った。

「あっという間に終わってしまいました。普通に曲げました」

 正規の18ホールではボギーなしのナイスラウンドだった。8番パー4、15番パー4では第2打をバンカーに入れたが、巧みなショットでパーセーブした。18番パー4のフェアウェーでは、同組の桑木志帆と談笑。POが決まった後は、8月の全英女子オープンをPOで制した桑木に「(POは)どういう気持ちで臨めばいいですか」と質問し、「気持ちで負けないで」とアドバイスされていた。

「プレーオフも全然、緊張はしていなかったんです。ただ、コースに対する緊張はありました。その中で『意気込みすぎないように。平常心で』と思ってたんですけど、やっぱり気持ちは入ってくるので、ティーショットで力が入ってしまった。『ああ、そうなるんだな』ということが、今回分かったのもあります。でも、粘りたかったです」

 それでも、この日が今後の糧になったことは間違いない。

「海外でプレーされている(勝)みなみさんと4日間、同組でプレーして、山下さんとも(POを)プレーさせてもらって、『自分でも食らいついていけるんだ』『自分のゴルフをちゃんとやっていけば結果もついてくるんだな』と分かって、自信になりました」

 8月の北海道meijiカップに続くツアー2勝目、メジャー初優勝は達成できなかったが、メルセデス・ランキングは12位から8位に浮上した。U-NEXTの中継では、レジェンドの岡本綾子に「吉澤さんのテークバックは素晴らしい」と言わしめている。可能性に満ちあふれ、華やかさもある22歳。今季ツアー終盤戦も中心的な存在になっていきそうだ。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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