井上尚弥から「上出来」のお墨付き アマ7冠の19歳・中山聖也が6回TKO勝ち鮮烈デビュー「偉大な先輩のようなプロボクサーに」
ボクシングの52.0キロ契約6回戦が19日、東京・後楽園ホールで行われ、アマチュア7冠・中山聖也(大橋)がデビュー戦で元WBAアジアスーパーフライ級王者ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)に6回57秒でTKO勝ちした。終始試合を支配する完勝劇。同門の先輩、井上尚弥(大橋)からの言葉を胸に更なる飛躍を誓った。戦績は19歳の中山が1勝(1KO)、30歳のジャンケーウが13勝(9KO)7敗。

52.0キロ契約6回戦
ボクシングの52.0キロ契約6回戦が19日、東京・後楽園ホールで行われ、アマチュア7冠・中山聖也(大橋)がデビュー戦で元WBAアジアスーパーフライ級王者ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)に6回57秒でTKO勝ちした。終始試合を支配する完勝劇。同門の先輩、井上尚弥(大橋)からの言葉を胸に更なる飛躍を誓った。戦績は19歳の中山が1勝(1KO)、30歳のジャンケーウが13勝(9KO)7敗。
初回から果敢に攻めた中山。鋭い右ジャブを突き刺し、左ストレートを振るうと相手をよろけさせた。3回は強力な左ボディーでダメージを与え、左フックでダウンを奪取。4回も上下に打ち分け、ロープ際に追い込み連打を浴びせ、5回に右ジャブと左ストレートで2度目のダウンを奪った。最後まで攻勢を緩めず、最終6回にも強烈な左を浴びせるとレフェリーストップを呼び込んだ。
アマチュア時代は全国高校総体3連覇を果たし、2023年にアジアユースを制覇し7冠を達成。今年6月に行われた所属ジム主催興行内でB級プロテストに合格した。

歓声の中、リング上のインタビューで「今日の試合じゃまだまだ。もっと見つめ直さないといけない部分が見つかった。大橋ジムの偉大な先輩のようなプロボクサーになりたい」と誓った。
元アジア王者を相手に完勝したが最後の一撃までに時間を要した。「何を打っても倒せる未来が見えなくて、焦りました。これがプロで倒すのが難しいことだと。最後倒すことができてホッとしています」と安堵の表情。その上で「自分の出来としてもほぼパーフェクトに近い。KOが遅くなっただけでボクシング的には完璧」と笑顔で胸を張った。
一方で「今は世界王者とやって勝てるとは思わない」と冷静に受け止める。この日、リングサイドで観戦した井上からは「上出来。めっちゃよかったよ」と声をかけてもらい「プロの世界でトップを走っている尚弥さんから言われたのは自信にも繋がる」と前を向いた。今後はフライ級を主戦場とする予定。偉大な先輩の背中を追いながら、19歳の新たな物語が始まった。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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