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衝撃の日本新記録…直後、中島ひとみが7人と笑い合って撮った1枚 滲む絆「一人ひとりをリスペクト」

リスペクトで結ばれたハードラーの絆を象徴する1枚だった。中島ひとみ(長谷川体育施設)が大会2日目に行われた女子100メートル障害決勝で、12秒60(追い風0.7メートル)の日本新記録を樹立した。レース後は同じ競技で日々切磋琢磨するライバルたちと記念撮影。その中心で笑顔を咲かせ、さらなる挑戦への思いを強くした。(取材・文=THE ANSWER編集部・澤田 直人)

日本新記録を出したレース後に祝福を受ける中島ひとみ(中央)【写真:澤田直人】
日本新記録を出したレース後に祝福を受ける中島ひとみ(中央)【写真:澤田直人】

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 Athlete Night Games in FUKUI/福井・9.98スタジアム(8/14-15)

 リスペクトで結ばれたハードラーの絆を象徴する1枚だった。中島ひとみ(長谷川体育施設)が大会2日目に行われた女子100メートル障害決勝で、12秒60(追い風0.7メートル)の日本新記録を樹立した。レース後は同じ競技で日々切磋琢磨するライバルたちと記念撮影。その中心で笑顔を咲かせ、さらなる挑戦への思いを強くした。(取材・文=THE ANSWER編集部・澤田 直人)

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 しのぎを削って高め合ってきた。息をのむような空気の中で、中島は号砲とともに一気に駆け出す。10台のハードルを跳び越え加速すると、過去の日本人の誰よりも速くフィニッシュラインを駆け抜けた。12秒60をマークし日本新記録を達成。会場では一段と大きな歓声が響いた。レースを終えた選手たちから「おめでとう」と声を掛けられると、互いの健闘を称え、抱き合った。

 余韻に浸る間もなく、偉業を記したタイマーの後ろに立ち、記念撮影に応じた。この会場は大学4年の日本インカレで、当時の自己ベスト13秒60を記録した思い出の地。縮めた1秒に凝縮された9年間がこみ上げ、自然と涙がこぼれた。

「昔の自分に言ってあげたいなという気持ちです」

 靴を履き替えるため競技場脇に移動すると、再び報道陣が集まった。走り終えた他7人の選手たちとの輪が自然とでき、中島は肩を寄せてピースサイン。笑顔で一枚の写真に収まった。記録を争うライバルであり、ともに高みを目指す仲間。その絆を象徴する一幕だった。

「切磋琢磨しているからこそ、自分自身もこういう風に走れている。選手一人ひとりを凄くリスペクトしています。男子のように世界で戦う選手が何人もいるわけではないので、そういう所をみんなで目指していければいいなと思います」

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