陸上界に現れた新世代の逸材 17歳・後藤大樹とは何者か…“不滅”を打ち破った「48秒09の衝撃」

柴田監督が「めちゃくちゃ強い」と評したメンタル
為末とは種目に取り組む順番が逆で、為末は100mと200mで中学チャンピオンとなり、高校3年時には400mで高校新をマークした。そして高3秋の地元国体で初めて400mハードルに挑戦し、いきなり49秒09と高校記録を0.92秒も更新した。当時のU20世界歴代5位だった。後藤は対照的に、先に400mハードルで世界レベルの記録を出した後に、短距離種目で世代トップレベルの記録を出した。
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国際大会の成績に関しては、為末は高校3年時の世界ジュニア選手権(現U20世界陸上)400m4位と、高校時代から力を発揮した。世界を相手にしても萎縮しない強さが為末にはあった。後藤も今年5月のU20東アジア選手権400mハードルで優勝したが、国際大会での本当の強さがわかるのはこれからだ。
柴田監督が「めちゃくちゃ強い。ふてぶてしく見えてしまう可能性もある」と評したメンタルは、国際大会でもプラスに働きそうだ。まずはU20世界陸上が試金石となるが、6日(日本時間7日)に行われた予選は50秒45と余力を残しての組1着で準決勝に駒を進めた。
世界陸上メダリストに成長した為末の軌跡を、後藤がどう追いかけて行くのか。準決勝は8日(同9日)、決勝は9日(同10日)。世界との戦いが17歳の行く手に待ち構えている。
(寺田 辰朗 / Tatsuo Terada)
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