「まじでえぐい!」「最高!」 全中から3年、最後の夏…隣同士の2人が紡いだ「40秒のライバル物語」――市立船橋・片山瑛太、洛南・土井カハル
中学時代からのライバル2人が、インターハイ史に残る名勝負を演じた。大会6日目、男子4×100メートルリレー決勝、優勝争いはアンカー勝負に。市立船橋・片山瑛太(3年)と洛南・土井カハル(3年)。中3の全中決勝から競い合い、最後の夏にドラマみたいな40秒を駆けた。(取材・文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

「THE ANSWER 陸上PRUS|STORY」 滋賀インターハイ――平和堂HATOスタジアム・7/30~8/4
中学時代からのライバル2人が、インターハイ史に残る名勝負を演じた。大会6日目、男子4×100メートルリレー決勝、優勝争いはアンカー勝負に。市立船橋・片山瑛太(3年)と洛南・土井カハル(3年)。中3の全中決勝から競い合い、最後の夏にドラマみたいな40秒を駆けた。(取材・文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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スタンドの歓声は、もう耳に入らない。
号砲から30秒。極限まで集中し、その時を待つ。そして、隣のレーン同士でバトンを受けた2人が同時に駆け出した。
先に前に出たのは、土井だった。
3年前の夏をよく覚えている。全中100メートル決勝。共に走ったのが片山だ。土井(大阪・枚方一中)が4着、片山(千葉・鎌ヶ谷二中)が優勝。高校は京都と千葉、東西の名門に分かれ、何度も対戦した。
今大会は100メートル決勝で土井は4着、片山が2着。
「この3年間、遠い場所ではあるけど、刺激し合いながら……瑛太が僕のことを刺激を受ける相手と思っていたか分からないけど、少なくとも僕は良きライバルと思っていた」
清水空跳、菅野翔唯らが揃う世代の先頭を走ってきた戦友。そんな相手と最後のインターハイ、4×100メートルリレー決勝、隣同士のレーンで同時にバトンがやってくる。「ドラマみたいと思った」。心が震えた。
最強洛南の名にかけて。
抜かさせるもんか、絶対に。
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