Bリーグ“初代ドラ1”が「控えめに見える」ワケ 主将が称えた山崎一渉の数字に表れない献身
“初代ドラ1”で「プレッシャー感じていた時期あった」
千葉出身のスモールフォワード。八村塁(クリッパーズ)の母校・仙台大明成高を経て、大学からバスケの本場・米国に渡った。ラドフォード大、ノーザンコロラド大でプレーし、今年1月に初開催されたBリーグドラフトで1巡目1位指名を受けた。記念すべき“初代ドラ1”として、否が応でも高い期待をかけられる。
「やっぱり注目されているのもわかるし、プレッシャーを少し感じていた時期もあった」
それでも今は、自分ができることをしっかりこなし、チームのためにどれだけ貢献できるかにフォーカスできているという。転機となったのは、今夏の日本代表活動だ。若手主体のチームではあるが、8月の日本生命カップ2026(佐賀大会)、9月のアジア大会に出場。「どういうメンタリティで臨んで、どういうことを求められているのかを理解してやっていくことが大事だな」と気付きを得た。
中学・高校ではエースとして得点を量産してきたが、現在はロールプレーヤーとして地味な仕事を黙々とこなす。「カテゴリーが上がるうえで、バスケットのレベルも上がっていく。その中で自分の役割も変わってきますし、そこでも自分は楽しさを見つけてやっていけている」。新たな挑戦に真正面から向き合っている。
今季から始まったBプレミアでは、外国籍選手の同時出場数の制限が緩和され、NBA経験もあるような点取り屋のウイング選手が存在感を増している。日本人ながら身長201センチとサイズもある山崎は、そういった外国籍選手とのマッチアップを任されることも少なくない。
「今までディフェンスでエースにつくなんてやったことがなかった。毎試合のように外国籍ウイングを任せてくれているチームの期待に応えたい。プライドを持って、楽しんでやっています」
6日に公開されたポッドキャスト番組「Club 93 Podcast」の最新回で、富樫勇樹(千葉ジェッツ)とともにホストを務めるベンドラメが、ちょうど山崎のディフェンス力を絶賛したばかり。「毎回聞いていて、やっと自分の名前が礼生さんの口から出てきたのは凄く嬉しいです。でもまだ全然活躍が足りないので、もっと名前が出てくるように頑張りたいです」。大物ルーキーの顔がほころんだ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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