人生初の「●」 変わった周囲の反応「気を遣われ…」 王座奪取へ、那須川天心が誓う雪辱
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が14日、都内の所属ジムで練習を公開した。27日に江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行う同級タイトルマッチで同級王者・井上拓真(大橋)に挑戦する。悔しさを胸に再起を果たし、再び王者の前にたどり着いた。人生初のリベンジで、世界王座奪取を目指す。興行はPrime Videoで生配信。戦績は28歳の那須川が8勝(3KO)1敗。30歳の井上が22勝(5KO)2敗。

那須川天心が公開練習
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が14日、都内の所属ジムで練習を公開した。27日に江東区のTOYOTA ARENA TOKYOで行う同級タイトルマッチで同級王者・井上拓真(大橋)に挑戦する。悔しさを胸に再起を果たし、再び王者の前にたどり着いた。人生初のリベンジで、世界王座奪取を目指す。興行はPrime Videoで生配信。戦績は28歳の那須川が8勝(3KO)1敗。30歳の井上が22勝(5KO)2敗。
全てをひっくり返す戦いに臨む。那須川は公開練習で、シャドー2ラウンド(R)、ミット打ちとサンドバッグ打ちをそれぞれ1Rずつ披露。大粒の汗を流し、状態の良さをうかがわせた。当日までのスパーリングは計140R以上に及ぶ。53.52キロのリミットまで「体重はあと4キロくらい。一日一日の戦いを超えて一生懸命生きてきた」と力を込めた。
昨年11月、同級王座決定戦で井上と対戦。序盤は左のオーバーハンドなどで試合を優位に進めたが、中盤以降に被弾が増え、0-3で判定負けを喫した。
格闘技キャリアで初めての敗北。「影響は色んな所でありました。人と話す時にも気を遣われたり、触れちゃいけないものと思われたり。僕はまったく気にしていないし関係ないんですけど『もう負けたくない』という気持ちが常にある」と強調した。

前戦はキックボクシング時代に指導を受けた葛西裕一トレーナーと再びタッグを組み、元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に、9回TKO勝ちを収めた。対する井上も今年5月、元4階級制覇王者・井岡一翔(志成)から2度のダウンを奪い、3-0の判定勝ち。ともに強敵を退けてきた。
那須川は井上について「自分が戦った時よりも強くなっていますよね。自信をつけさせてしまったのは自分。そこをしっかり崩す。強いやつに挑むのが僕の格闘技。僕の人生。チャンピオンに誠意をもって挑もうと思っています」と闘志を燃やした。
負けられない一戦。「人生初のリベンジ。自信を持って100%勝てるかと言われたら、そう思えない自分もいる。そこをひっくり返すための練習をやってきた。『自分ならできる。俺には俺がついている』。そういった思いで試合をしたい」と語る。その上で「みんなの声が本当に力になるんですよ。声援で後押ししてくれたら助かると思っています。本当によろしくお願いします」と呼びかけた。悔しさを糧に磨いてきた拳で、あの日の続きを切り拓く。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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