予選落ち危機→7連続バーディーの衝撃 4位浮上の竹田麗央、爆発「63」の裏にあった「気づき」

気づいた重いグリーンへの対策
「今日も(グリーンが)重くて…。でも、『これじゃ、昨日と何も変わらない』と思って、そこからしっかり打つように意識しました」
重いグリーンへのアジャスト。この「気づき」こそが、2019年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯のフォン・シャンシャン(中国)に並ぶ国内メジャー戦最多記録となった。歴史的なバーディーラッシュのスイッチとなった。
竹田は、プロ3シーズン目の2024年に国内ツアー8勝を飾って初の年間女王になり、昨年から米ツアーを主戦場にしている。だが、今季は出場18戦中5度の予選落ち。トップ10は4度あるが、優勝争いには絡めていない。だからこそ、予選通過だけでもうれしいのが本音だ。
「土日に練習ではなく、試合ができるのはうれしいです。試合でしか気づけないこともありますし。ただ、なかなか上位でプレーできていないので、もっとレベルアップして上位で戦いたいです」
課題を口にしつつも、「日本の試合は久しぶりですし、こういうメジャーのセッティングの中でプレーできるのはすごく楽しいです」と言った。
迎える最終日。同じく米ツアーを主戦場にする勝みなみ、山下美夢有、岩井明愛、8月に全米女子オープン優勝を飾った桑木志帆ら実力者たちが、優勝争いの相手になる。だが、竹田は気負わずに言った。
「皆さん上手なので、しっかりついていってベストを尽くせれば」
規格外の飛距離、ショット力、爆発力を持つ23歳。静かな闘志と確かな修正力を武器に、今大会2年ぶり2度目の頂点を目指す。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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