衝撃KOも「僕にはできない」 新世界王者・吉良大弥が映像見返し“他人事”「あの選手すごいなって」
ボクシングのWBA世界ライトフライ級王座決定12回戦から一夜明けた3日、同級王者・吉良大弥(志成)が都内の所属ジムで会見を行った。デビュー5戦目で初の世界王座獲得。次なる舞台に向けてじっくりと拳を磨く考えを示した。

一夜明け会見
ボクシングのWBA世界ライトフライ級王座決定12回戦から一夜明けた3日、同級王者・吉良大弥(志成)が都内の所属ジムで会見を行った。デビュー5戦目で初の世界王座獲得。次なる舞台に向けてじっくりと拳を磨く考えを示した。
傷はほとんどなく、綺麗な顔で登場した吉良。前夜は終始試合を支配した。7回にカニサレスの顎に強烈な左フックを一閃。顔をぐらりと揺らし、ぶっ倒した。7回38秒TKO勝ち。KOシーンは瞬く間に拡散された。「SNSとかで結構メッセージ来て、そこですごいことしたのかなって思いました」と実感。自身も映像を何度も見返し「リングの中にいる時と、外にいる自分が違いすぎて、あの選手すごいなって思いながら、見てました。僕にはできないですね」と他人事のように笑った。
デビュー5戦目、国内最速タイの記録で世界王座を獲得。偉業を成し遂げた23歳は「今は『心に穴が開いてる』みたいな感覚なんです。一個のことに走り抜けてたんで、目標が消えると穴が開く。今はそのフェーズです」と落ち着いた口調で話した。それでも「練習はやろうと思えば今日とか明日からでもできる。とりあえず流れに身を任せようかな」と続けた。
前人未到の日本男子初の世界5階級制覇を見据える。次戦は志成ジム主催の大みそか興行への出場が計画されているが、相手は未定。ライトフライ級にとどまる場合は、WBA、WBO世界同級統一王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)との対戦が濃厚だ。記録にも注目が集まる中で「今の自分の立場でしかできないことに価値があると思うんで、そこを狙いたい」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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