祝勝会で実感した井上尚弥の偉大さ 衝撃65秒KOの石井武志にまさかの展開「僕の世界王者より…」
ボクシングのWBA世界ミニマム級王座決定12回戦から一夜明けた3日、新王者に輝いた石井武志(大橋)が神奈川県横浜市内の所属ジムで会見を行った。前夜は同級3位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に1回1分5秒KO勝ち。井上尚弥(大橋)が保持していた日本人の世界戦最速KO記録(70秒)を5秒更新したが、思わぬ形で先輩の偉大さを実感していた。

一夜明け会見
ボクシングのWBA世界ミニマム級王座決定12回戦から一夜明けた3日、新王者に輝いた石井武志(大橋)が神奈川県横浜市内の所属ジムで会見を行った。前夜は同級3位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に1回1分5秒KO勝ち。井上尚弥(大橋)が保持していた日本人の世界戦最速KO記録(70秒)を5秒更新したが、思わぬ形で先輩の偉大さを実感していた。
前夜は65秒で圧倒した。ゴング直後、石井はガードを固めて前に出る。カウンターで合わせた左ボディーで相手を粉砕。直後、右フックを頭部に当てると、メンデスはわき腹を抑えてしゃがみ込んだ。レフェリーが10カウントを数えると、石井はコーナーにのぼり喜びを爆発させた。
一夜明け、会見ではベルトを大切そうに抱えて「あぁ、俺チャンピオンになったんだな」と噛みしめた。大橋ジムはこれまで、川嶋勝重、八重樫東、井上尚弥、井上拓真、武居由樹の5人の世界王者を輩出。石井はジム6人目の快挙となった。
昨夜は、家族や地元・福岡から駆けつけた応援団と祝勝会を行った。「近くの焼き肉にいるからちょっと顔出してくれって言われて」。店に向かうとなんと井上尚弥と武居がいた。「『武志遅いよ! おめでとう!』みたいな感じでみんなでお祝いしてくれた。すごく嬉しくて夢のような時間を過ごさせてもらいました」と余韻に浸った。
忘れられないひと時を過ごした一方で、まさかの展開が待っていた。「尚弥さんたちが先に別の店に行かれたんですけど、みんな僕が世界チャンピオンになったことより、尚弥さんと会えたことを喜んでて。まあ、改めて、尚弥さんの凄さ、偉大さを実感しました」と話し、会場を笑わせた。
今後は指名試合が濃厚だ。「自分より強いと言われている人とやって勝つ。そこを目指して頑張っていきたい」とさらなる高みを見据えた。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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