38歳新谷仁美が28年ロス五輪挑戦を明言 明かした心変わりの経緯…40歳シーズン「もう一度世界に挑戦したい」
北海道マラソンは30日、札幌・大通公園発着で行われ、女子は38歳・新谷仁美(積水化学)が大会新記録の2時間24分14秒で優勝した。40歳シーズンとなる2028年ロサンゼルス五輪を目指す意向を示した。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 北海道マラソン
北海道マラソンは30日、札幌・大通公園発着で行われ、女子は38歳・新谷仁美(積水化学)が大会新記録の2時間24分14秒で優勝した。40歳シーズンとなる2028年ロサンゼルス五輪を目指す意向を示した。
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2年半ぶりのマラソンとなった新谷が、ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年10月)の出場権を獲得した。24年パリ五輪の代表選考会だった前回のMGCも出場資格を得ていたが、レースには出場しなかった。
今回は五輪を目指す意向があるのかを問われると、「ロス五輪を目指し、横田コーチとしっかり計画を立てて、取り組んでいます」と明言した。MGCで勝負し、代表権を取りに行く。
心が動いた経緯については「まず横田さんが『もう1度、私と一緒にマラソンでオリンピックを戦いたい』という風に言ってくれた言葉が大きい。といっても、人から言われたから動いたのかっていうわけではなくて、私もどこかでもう一度、世界に挑戦したいっていう思いがあった」と語った。
新谷は22年世界選手権のマラソン代表となったが、大会直前の新型コロナウイルス陽性判定で欠場となっていた。「今まではトラックで1万メートルとか5000メートルで過去に世界で挑戦してきました。ただ、マラソンはタイムを狙って走る経験はしてきましたが、世界との勝負っていうところでは、私は未経験のまま。一番苦手とするものでもありますけど……」と続けた。
仲間がいるから挑戦できる部分も大きい。「自分で好きとか嫌いとかじゃなく、楽しいからやるとかではない」と言った。その上で「私がやりたいっていうことに、これまでTWOLAPSをはじめ、みんながとことん付き合ってくれた。やっぱり横田さんと最初に出会った時、横田さんとの信頼関係を作る中で、横田さんと一緒に最強タッグを証明したいっていうところもあった。もう1度、横田さんと一緒に五輪で戦いたいなっていう思いで取り組んでいます」と秘めていた胸中を語った。
新谷は1万メートルで2012年ロンドン五輪9位、2013年世界選手権で5位入賞と実績を残しながら、2014年に25歳で突然の引退。会社員を経て、800メートル元日本記録保持者の横田真人コーチに師事し、現役復帰した。クラブチーム「TWOLAPS」で横田コーチの指導を受け、1万メートルでは30分20秒44の日本記録を樹立し、マラソンでも日本歴代3位の2時間19分24秒の自己ベストを出した。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)

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