中3の逸材・木下陽菜子が13アンダーで初V! 2年前に突然…岩井姉妹の恩師に「直談判」で覚醒【日本ジュニア】
日本ジュニアゴルフ選手権Presented by Sky女子12~14歳の部最終日が21日、千葉CC梅郷C(6485ヤード、パー72)で行われ、首位で出た木下陽菜子(三重・津市立久居中3年)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算13アンダーとし、2位に3打差で初優勝を飾った。2年前から双子の岩井明愛(Honda)、岩井千怜を指導する永井哲二コーチに師事して急成長。師匠とともに喜びを分かち合った。

女子12~14歳の部
日本ジュニアゴルフ選手権Presented by Sky女子12~14歳の部最終日が21日、千葉CC梅郷C(6485ヤード、パー72)で行われ、首位で出た木下陽菜子(三重・津市立久居中3年)が5バーディー、2ボギーの69で回って通算13アンダーとし、2位に3打差で初優勝を飾った。2年前から双子の岩井明愛(Honda)、岩井千怜を指導する永井哲二コーチに師事して急成長。師匠とともに喜びを分かち合った。
最終18番パー5をパーとし、木下の初優勝が決まった。沸き起こる応援団からの拍手。永井コーチも目を細めながら手をたたいた。
アテストを終えると、木下が声を弾ませた。
「去年の日本ジュニアからこの大会に優勝するために頑張ってきたので、とてもうれしいです。(スタート前)緊張はなかったんですけど、前の世界ジュニアの時にトップで折り返した時に意識しちゃって、めちゃ崩れたので今回は自分のゴルフをしようと思っていきました」
首位タイでのスタート。5番から8番までの4連続バーディーで抜け出すも、9番、12番でスコアを落とした。
「後半は耐えるゴルフでした。ドライバーショットが良くなくてラフからばかりでしたが、寄せとパットで耐えられたから良かったです」
そして、16番パー3をバーディーとし、そのまま逃げ切った。
三重県で生まれ育った木下は5歳でゴルフを始めた。ゴルフが趣味の父親と練習場に行ったのがきっかけだった。そこから練習を重ね、ジュニア大会で好成績を残した。そして、中学1年で埼玉・武蔵CC 豊岡Cで開催された日本ジュニア選手権女子12~14歳の部に出場して3位に入った。
実はこの大会前、木下は同コースに程近く永井氏が勤務する埼玉・毛呂山町の練習場・リンクスゴルフクラブを訪ねてレッスンを依頼。「大好きな岩井姉妹を育てたコーチに教えてもらいたい」ことが理由だった。
永井氏は突然のことに驚いたが、テークバックがインに引きすぎている点を指摘し、クラブヘッドが上から入るように軌道を修正。それがフィットして本番での好結果につながったという。それから木下が永井氏に師事。2年を経ての栄冠となった。
「あの日を境に関東遠征の時などにレッスンを受けに来るようになりました。私の教え子が日本ジュニアで優勝したのは初めてですし、すごくうれしいです。彼女の良さは度胸がいいところ。全てのクラブをしっかりと振り切れるので曲がりも少ないんです」(永井氏)
国内ツアーで優勝を重ね、昨季から米ツアーを主戦場とする岩井姉妹でも獲得できなかったタイトル。それを手にした木下は、今後の目標を問われると明確に答えた。
「春の中学生の全国大会で優勝してアマチュアランキングをあげてナショナルチームに入りたいです」
永井氏いわく、「可能性に満ちた逸材」。岩井姉妹と同じフィールドで戦う日もそう遠くはなさそうだ。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)









