自分に合うテントサイズが分からない…通年対応したコールマン「ツーリングドーム」が新登場 ST・LX・LDX・SDXを比較
コールマン「ツーリングドーム」はST・LX・LDX・SDXのどれを選べばいい? ソロキャンプで迷いやすいテントサイズや設営、前室、夏冬の使い分けを、メーカー公式情報から比較。新型SDXが通年対応のために加えた工夫も紹介します。

ツーリングドーム選びで迷ったら、まず「室内の広さ」と「使いたい季節」を分けて考えると違いが見えやすい。
- ・コンパクトさ重視ならST・SDX、インナーは約210×120cm
- ・室内の広さ重視ならLX・LDX、インナーは約210×180cm
- ・寒い時期まで使いたいならLDX・SDX、フルスカートとフルメッシュでオールシーズン対応
ソロキャンプ用のテントを探し始めると、「一人ならどのくらいのサイズが必要なのか」「少し広い方がいいのか」「大きくすると設営が大変にならないか」と迷うことがあります。
さらにキャンプする季節まで考えると、夏は風を通したい一方、寒い時期には冷気や風をできるだけ抑えたい。荷物を置ける前室も欲しいし、一人で設営できることも重要です。
コールマンの「ツーリングドーム」シリーズには、こうした条件に応じて選べるST、LX、LDX、そして2026年に加わるSDXがあります。
名前が似ているため違いが分かりにくいですが、整理すると大きな分かれ目は「室内サイズ」と「対応シーズン」です。
自分に合うテントサイズが分からない…まずSTとLXは何が違う?
ツーリングドーム選びで最初に確認したいのが、寝室となるインナーテントの広さです。
「ツーリングドーム/ST」のインナーサイズは約210×120×100cm。コールマンは1人用のコンパクトテントとして展開しています。
一方、「ツーリングドーム/LX」は約210×180×114cm。幅がSTより60cm広く、メーカーは1~2人用のゆったりしたモデルとして位置づけています。
| モデル | インナーサイズ |
|---|---|
| ツーリングドーム/ST | 約210×120×100(h)cm |
| ツーリングドーム/LX | 約210×180×114(h)cm |
同じソロキャンプでも、寝る場所をコンパクトにまとめたい人と、テント内に荷物を置く余裕も欲しい人では必要な横幅が変わります。STとLXでは、この室内幅の違いが大きな選択ポイントです。
STは小さすぎない? ソロ用でも荷物を置ける広さはある?
コンパクトなSTを選ぶと、「寝たら室内がいっぱいにならないか」と気になる人もいるでしょう。
STのインナーテントは横幅210cm、奥行120cm。コールマン公式では、シングルサイズのマットを敷いた使用イメージを紹介しています。
また、寝室とは別に前室を備えているため、シューズや荷物を必ずしもインナーテント内へすべて入れる必要はありません。
収納時は約直径19×49cm、重量は約4kg。メーカーはソロキャンプやツーリングキャンプ向けのコンパクトなモデルとして案内しています。
寝るためのスペースはコンパクトにまとめ、その外側に荷物を置ける前室を設けることで、ソロ向けとして使いやすさを考えた構成です。
もう少しゆったり過ごしたい…LXなら何が広くなる?
「一人でも室内に余裕が欲しい」「2人で使う可能性もある」という場合に、サイズの選択肢になるのがLXです。
LXのインナーは約210×180×114cm。STより奥行が60cm広く、高さも14cm高くなっています。
収納時は約直径21×49cm、重量は約5.2kgです。
つまりSTとLXの違いは、単純に「1人用か2人用か」だけではありません。持ち運びやすさを優先して室内をコンパクトにするか、荷物や居住スペースの余裕を取るかという違いでもあります。
テント設営を一人でできるか不安…STもLXも構造は難しくない?
ソロキャンプでは、設営を手伝ってくれる人がいるとは限りません。
ツーリングドーム/STとLXは、ともにシンプルなクロスフレーム構造を採用。インナーテントはフックで吊り下げる方式で、リア側にはポールを保持するポールポケットが用意されています。
コールマンは、どちらも「1人でも設営しやすい」ことを特徴として掲げています。
STとLXでは室内の広さが違いますが、ツーリングドームシリーズでは、ソロキャンプでも扱いやすい設営方法そのものが基本設計に組み込まれています。
小さいテントだと荷物の置き場に困る…前室は何のためにある?
室内サイズだけを見ていると見落としやすいのが、インナーテントの外側にある「前室」です。
STとLXはフロントポールを使うことで、寝室の前に有効な前室スペースを確保しています。
コールマンは、雨天時でも室内へ直接雨が入り込みにくく、荷物やシューズを置く場所として使える設計としています。
別売りのキャノピーポールを使えば前面を跳ね上げることも可能です。
室内をむやみに大きくするのではなく、「寝る場所」と「荷物を置く場所」を分けるための空間。特にコンパクトなSTでは、サイズを見るときに前室まで含めて考えることが重要です。

ST・LXは寒い時期にも使える? LDXとSDXが加わった理由
テントサイズが決まっても、もう一つ悩むのが使う季節です。
従来のSTとLXについて、コールマンの比較表では対応シーズンを「春~秋」としています。
そこで2026年にシリーズへ加わったのが、オールシーズン対応の「LDX」と「SDX」です。
LDXはLXと同じ約210×180×114cmのインナーサイズ。SDXはSTと同じ約210×120×100cmです。
つまり新しい2モデルでは、従来のサイズ選択を大きく変えずに、使える季節を広げる方向で機能が追加されています。
| モデル | インナーサイズ/メーカーの対応シーズン |
|---|---|
| ST | 約210×120×100cm/春~秋 |
| SDX | 約210×120×100cm/オールシーズン対応 |
| LX | 約210×180×114cm/春~秋 |
| LDX | 約210×180×114cm/オールシーズン対応 |
コンパクトなSTサイズと、広いLXサイズ。そのそれぞれに、春~秋向けとオールシーズン対応の選択肢が用意されたと考えると、4モデルの違いが整理しやすくなります。

夏は蒸れそう、寒い時期は風が気になる…どうやって両立した?
通年でテントを使おうとすると、季節によって求める機能が逆になります。
暑い時期はなるべく空気を通したい。一方で寒い時期には、地面付近から入る冷気や風を抑えたい。
LDXと新型SDXでは、その両方に対応するためフルメッシュ対応のインナーテントとフルスカートを組み合わせています。
暑い時期にはインナーテントを広くメッシュ状態にして、通気性を確保するための仕組みです。
フライシートの裾を地面近くまで覆い、雨風や冷気の侵入を軽減するための構造です。
SDXではさらに、トップベンチレーションと前後のアンダーベンチレーションを備えています。
メーカーがオールシーズン対応のために用意した答えは、単にテントを閉め切ることではありません。暑いときには空気を通し、寒いときには裾からの侵入を抑えるという、季節ごとに使い分けられる構造です。
新型SDXはSTと何が違う? サイズはほぼそのまま
2026年9月に発売予定の「ツーリングドーム/SDX」は、シリーズの中ではSTに近いコンパクトサイズです。
インナーテントはSTと同じ約210×120×100cm。収納サイズも約直径19×49cmです。
一方、SDXは重量約4.3kgで、フルスカート、メッシュドア、インナーサイドメッシュ、トップベンチレーション、前後のアンダーベンチレーションなどを備えています。
コールマンはSDXを「フルスカートと全面メッシュインナーテントでオールシーズン対応のコンパクトテント」と説明しています。
寝室の基本サイズや収納時の大きさはSTに近いまま、オールシーズン対応のための機能を追加したことがSDXの特徴です。
結局ST・LX・LDX・SDX、どれを選べばいい?
4モデルを整理すると、最初に決めるべきなのは「商品名」ではなく、自分がテントに何を求めているかです。
| こんな選び方 | 確認したいモデル |
|---|---|
| 一人で使い、できるだけコンパクトにしたい | ST |
| 一人でも室内を広く使いたい/2人でも使いたい | LX |
| LXの広さで寒い時期まで使いたい | LDX |
| STに近いサイズで寒い時期まで使いたい | SDX |
STかLXで迷うなら室内サイズ。STかSDX、LXかLDXで迷うなら対応シーズン。この2段階で考えると、自分に必要なモデルを絞り込みやすくなります。
ツーリングドーム4モデルの主な製品情報
| ST | インナー約210×120×100cm/約4kg/収納約Φ19×49cm/21,780円(税込) |
|---|---|
| LX | インナー約210×180×114cm/約5.2kg/収納約Φ21×49cm/24,970円(税込) |
| LDX | インナー約210×180×114cm/約5.6kg/オールシーズン対応/27,500円(税込) |
| SDX | インナー約210×120×100cm/約4.3kg/収納約Φ19×49cm/オールシーズン対応/25,300円(税込) |
SDXは2026年8月18日から公式オンラインショップで予約受付を開始し、公式商品ページでは9月11日ごろ発売予定と案内されています。
「どのサイズを選べばいい?」に、広さと季節の2軸で答えたツーリングドーム
テント選びでは、広い方がいい、小さい方がいいと単純には決められません。
コンパクトに持ち運びたい。でも狭すぎるのは困る。一人で設営したい。荷物を置く前室も欲しい。夏は風を通したいし、寒い季節にも使いたい。
ツーリングドームシリーズを見ると、コールマンはこうした悩みに対して、一つの万能サイズを用意するのではなく、選択肢を分けることで答えています。
STとSDXは約210×120cmのコンパクトな寝室。LXとLDXは約210×180cmのゆったりした寝室。そしてST・LXの基本設計に対し、LDX・SDXではフルスカートとフルメッシュを加えてオールシーズン対応へと広げました。
「自分に合うテントサイズが分からない」と迷ったら、まずどれくらいの室内スペースが欲しいかを決め、その次にどの季節まで使いたいかを考える。その順番で見ると、似た名前の4モデルの違いが分かりやすくなります。
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部「コールマン、通年対応の『ツーリングドーム/SDX』を発売」(2026年8月19日発表)
コールマン公式オンラインショップ「ツーリングドーム/SDX」
コールマン公式オンラインショップ「ツーリングドーム/ST」
コールマン公式オンラインショップ「ツーリングドーム/LX」
コールマン公式オンラインショップ「ツーリングドーム/LDX」
コールマン公式「ツーリングドーム」比較ページ
【写真提供:ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部】
(THE ANSWER編集部)
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