[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ラグビーのコラム一覧

  • ラグビー日本代表、苦戦に見えた光明 デビュー戦初トライの24歳中野将伍が示した可能性

    2021.11.17

    ヨーロッパ遠征中のラグビー日本代表は、現地時間13日(日本時間14日)にポルトガル代表を38-25で下して、2年ぶりの勝利を手にした。今年に入って行われたテストマッチの連敗を「4」で止めたものの、開幕まで2年を切った2023年ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で掲げるベスト8突破という目標に向けて多くの課題を露呈しながら、20日のスコットランドとの今年最終戦へ準備を進める。苦闘の中で、テストマッチ初陣のCTB中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)がデビュー戦トライをマークするなど、新たな上積みという収穫も手にした日本代表。ポルトガル・コインブラでの勝利から、2年後のフランスへ向けて日本代表はどこまで前進できたのかを読み解く。(文=吉田 宏)

  • ラグビー日本代表、5-60完敗の真相 アイルランドで“ダブリンの屈辱”はなぜ起きたか

    2021.11.10

    ラグビー日本代表は、ヨーロッパ遠征第1戦(6日、ダブリン)でアイルランド代表に5-60で完敗した。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では19-12と初勝利を挙げ、今回と同じダブリンで行われた今年7月の対戦でも31-39と競り合った相手に、よもやの大敗。これで日本は、南アフリカ代表に敗れた2019年W杯準々決勝から5連敗と試練が続く。新型コロナウイルスの影響による強化時間・実戦不足、新たな戦力の発掘など様々なハードルがある中で、アイルランドの予想を超えた戦い方に9トライを奪われ屈した。2023年のラグビーW杯で、前回大会のベスト8超えを目指し強化を進める日本だが、世界がさらに進化していることを見せつけられた格好だ。この“ダブリンの屈辱”から読み取れる日本の課題と可能性を検証する。(文=吉田 宏)

  • ラグビー日本代表、善戦の裏に見えた格差 世界ランク3位・豪州戦データが示す課題

    2021.10.29

    国内では2年ぶりとなった10月23日のテストマッチで、ラグビー日本代表はオーストラリア代表に23-32で敗れた。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初のベスト8進出を果たした日本だが、この日の敗戦で南アフリカに敗れた2年前の準々決勝からテストマッチ4連敗。世界ランキング3位の強豪に残り2分まで4点差のクロスゲームを演じて、ティア1と呼ばれるW杯8強クラスの強豪国とも互角に戦える自力は証明した一方、この日のような接戦を勝ち切れなければ2年後の次回W杯で狙う「準々決勝突破」の壁は破れない。

  • 元日本代表主将の菊谷崇氏が石巻工業ラグビー部を指導 花園予選へ大きな後押し

    2021.10.13

    「今年で6年目になりますが、こんなにいい試合を見たのは初めてです」  そう声を掛けられ、誇らしげな表情を浮かべたのは宮城・石巻工業高校ラグビー部の面々だ。

  • 「日本代表のラグビーは面白い」 稲垣啓太が力説、23年フランスW杯4強への新たな挑戦

    2021.10.08

    日本代表が秋のテストマッチへ向けて活動を再開した。9月29日に宮崎市内に集結したのは代表候補39人と、若手育成枠と位置付けられるナショナル・ディベロップメント・スコッド(NDS)の5人。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会以来初の国内でのテストマッチとなるオーストラリア戦(10月23日、大分)、欧州に渡ってのアイルランドらとの3試合に挑む。10月2日に行われたオンライン会見では、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が、不動のリーダーとしてチームを牽引してきたFLリーチ・マイケル(東芝)に代わり、同じFLのピーター・ラブスカフニ(クボタ)を主将に指名。W杯2大会でキャプテンを務めたリーダーを敢えて替えた決断の理由、そして2年後の次回W杯を見据えてチームが秋の代表戦で目指すものは何か。指揮官、選手たちの言葉から、新生ジャパンが目指すものを読み取る。(文=吉田宏)

  • ラグビー日本代表、欧州遠征の見所 司令塔は誰に、“ポスト福岡堅樹”争いも熾烈 

    2021.09.25

    オーストラリア、アイルランドらと4試合を戦う秋の日本代表入りを目指す候補メンバーが9月21日に発表された。候補選手39人、そして育成メンバーのナショナルディベロップメントスコッド(NDS)の5人が、今月29日からの宮崎合宿に集まり、10月15日には正代表に絞り込まれる。コロナ禍の中で2019年ワールドカップ(W杯)日本大会以来の招集となった6、7月の欧州遠征から新たに選ばれたのはわずか6人。将来性を買われたNDS組以外は、戦力の上乗せはほぼなかった。次回2023年フランス大会で掲げるトップ4進出へ、課題となる選手層の厚みをどう増していくのか。キーマンとなる指令塔の座、そしてポスト福岡堅樹を模索するWTBと、注目されるポジション争いから2年後のジャパンの姿を読み解いてみた。(文=吉田宏)

  • ラグビー界の“鉄人”大野均が繋ぐ「スポーツと福島」 震災から10年の今できること

    2021.09.17

    アスリートとして身につけた素晴らしい資質を、社会に還元する方法を探し、実践のアシストをする一般社団法人「APOLLO PROJECT」。元Jリーガーで引退後はビジネスパーソンとして経験を積んだ山内貴雄さんが代表理事、元ラグビー日本代表主将で現在はリーダー育成や新規事業開発などに力を注ぐ廣瀬俊朗さんを専務理事とし、アスリートたちが自分の価値を再確認し、高める機会を提供している。

  • お手本は旭山動物園 プロ化したパナソニックはファン獲得のため「全部見せちゃう」

    2021.09.16

    新天地・熊谷でプロ化を推進する埼玉パナソニックワイルドナイツ。前身の三洋電機時代からの苦境も、栄光も知り尽くす飯島均ゼネラルマネジャー(GM)が語るチーム、リーグ、そして日本ラグビーの未来。後編は、チームが目指すものに更に踏み込み、チームの強さの源泉にも及ぶ。(文=吉田宏)

  • ホテル&クリニック併設の“170億円新天地” パナソニックが目指す日本ラグビーの未来

    2021.09.15

    国内ラグビーの新リーグ「ジャパン・ラグビー・リーグワン」は来年1月7日の開幕へ準備を進めている。従来のトップリーグ(TL)からプロ化への段階的な移行を踏まえて発足する新リーグで、初代王者を狙うのが埼玉パナソニックワイルドナイツ。その現場の実質上トップに立つ飯島均ゼネラルマネジャー(GM)に話を聞いた。

  • 東京五輪7人制ラグビー惨敗のワケ 今だから検証したい指導者人事とそのタイミング

    2021.08.26

    東京2020で、前回リオは4位と躍進した7人制ラグビーの男子日本代表は、なぜメダルに届かなかったのか。総括会見からその原因と理由を読み解き、3年後に迫るパリ五輪への課題を検証する後編。今回は、リオ五輪でチームを躍動させた瀬川智広・元ヘッドコーチ(HC)の思い、聞こえてくる選手の本音も交えながら、強化体制の問題点と再建への道筋を考える。(文=吉田宏)

  • なぜ7人制ラグビーは東京五輪で惨敗したのか キーマン2人の言葉から紐解く本当の敗因

    2021.08.25

    東京2020でのメダル獲りに挑んだ7人制ラグビー日本代表は、男子が参加12チーム中11位、女子が同最下位という結果に終わった。とりわけ男子は、前回リオデジャネイロ五輪で4位という好成績を残したが、母国での期待に応えられなかった。8月11日には大会を総括する会見が行われ、退任が決まった男子の岩渕健輔、女子のハレ・マキリ両ヘッドコーチ(HC)と強化責任者の本城和彦・男女7人制ナショナルチームディレクターが東京での挑戦を振り返った。チームの戦いぶり、パフォーマンスについては7月29、8月2日の本コラムでも書いた通りだが、3年後のパリでの雪辱のために、会見から読み取れるラグビー協会とチーム首脳陣の5年間の挑戦と挫折を、前後編2回に分けて検証する。(文=吉田宏)

  • 5戦全敗に終わった日本 地殻変動が起こる世界の女子7人制ラグビーで生き残れるのか

    2021.08.02

    「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。7人制ラグビーは、男子が前回リオデジャネイロ五輪の4位から11位と大きく順位を落としたのに続き、女子代表も参加12か国中最下位で東京五輪を終えた。リオ五輪の10位にも届かず、7人制が五輪種目に採用されて2大会目の東京で目の当たりにしたのは、足早に進む各国の進化。その大きな潮流の中で、日本の女子7人制はメダルどころか世界から取り残される危機に立たされている。(文=吉田宏)

  • 金メダルを狙って、わずか1勝&12か国中11位 7人制ラグビー日本が惨敗に終わった理由

    2021.07.29

    「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。ラグビーライター・吉田宏氏は7人制日本代表のコラムを展開。日本勢の躍進が続く今大会でメダル獲りを目指した男子日本代表だったが、最終成績は韓国から唯一の勝利を遂げての12チーム中11位。前回リオデジャネイロ大会4位と、メダルまであと1勝と迫ったチームは、なぜ勝てなかったのか。新型コロナウイルスのパンデミックによる強化の停滞や、進化を続ける7人制ラグビーのいまを踏まえながら、セブンズジャパン5年間の挑戦と、2023年への課題を検証する。(文=吉田宏)

  • 15人制より番狂わせの多い7人制ラグビー 男子日本、メダル獲得の可能性を徹底解剖

    2021.07.25

    「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。ラグビーライター・吉田宏氏はメダル獲得の期待がかかる7人制日本代表のコラムを展開。前回リオ五輪では4位と躍進した男子は、銅メダルが目標の最低ライン。1次リーグに相当するプール戦では、前回金メダルのフィジー、英国ら強豪が待ち受ける中で、ホームアドバンテージをどう生かし、勝ち上がることができるのか。その可能性を探る。(文=吉田 宏)

  • トップリーグとはどう違う? 明らかになったラグビー新リーグ「リーグワン」の全容

    2021.07.20

    ラグビーの国内新リーグの概要が16日に発表された。18シーズンに渡り日本ラグビーを牽引してきたトップリーグ(TL)に替わり、来年開幕するリーグの名称は「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビーリーグワン)」。参入チームの呼称も同時に発表され、24チームが3つのディビジョンに分かれて、複数総当たりのリーグ戦を繰り広げる。開幕戦が1月7日に行われることも明らかになった。国内リーグとして定着してきたTLを敢えて廃して設立した新リーグが目指すものは何なのか。リーグワンが思い描く未来と課題を考える。(文・吉田宏)

  • ラグビー日本代表は進化しているか 強豪に連敗も欧州遠征で見えた“2023年への光”

    2021.07.09

    日本代表の欧州遠征が2戦2敗で終わった。新型コロナウイルスのパンデミックで、2019年ワールドカップ(W杯)以来の対外試合には、国内のファンはもとより世界のラグビー関係者から注目されていたが、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ、そして世界ランク4位のアイルランドというトップクラスの強豪に敗れたとはいえ、互角に戦えるポテンシャルは証明した。コロナ感染の影響で、いまだに代表強化もフルスロットルにならない苦境の中で、新生日本代表が今回の遠征で見せた2年後のW杯フランス大会へ向けた可能性、そして目標に掲げる前回大会のベスト8越えのための課題を検証する。(文=吉田宏)

  • 「ラグビーの魅力が凝縮されている」自分が試されるセブンズの面白さ(GROWINGへ)

    2021.07.07

    ラグビーといえば、男子が15人でやるスポーツ。一般的にはそんなイメージが強いかもしれないが、実は種類が多い競技だ。10人制のほか、ビーチ、車いす、タグフットボール、ブラインド(視覚障がい者)、デフ(聴覚障がい者)など。その一つに、7人制ラグビーがある。

  • ラグビー日本代表と初対戦で注目 4年に1度しか見られない「ライオンズ」とは何者なのか

    2021.06.23

    ラグビー日本代表にとって世紀の一戦が近づいてきた。12日のサンウルブズとの強化試合で601日ぶりの実戦を32-17の逆転勝利で突破した新生ジェイミー・ジャパンが、次戦で挑むのはブリティッシュ&アイリッシュライオンズ。英国3協会とアイルランド協会の連合軍は、4年に1度しか編成されず、対戦相手も南半球諸国がほとんどという異色の代表チーム。英国、アイルランドに留まらず世界のラグビーファンを魅了するドリームチームのとは、どのようなチームなのだろうか。(文=吉田宏)

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集