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1本の英語メッセージからカザフスタンへ 初の中央アジアで2位、賞金200万テンゲも「賞品の量が…」と仰天――川内優輝の「地球の走り方」/アルマトイマラソン

空港から現地の食べ物が振る舞われ、歓迎を受けた【写真:本人提供】
空港から現地の食べ物が振る舞われ、歓迎を受けた【写真:本人提供】

全種目合わせて約1万6000人出場、ビックリの種目も

 アルマトイマラソンには約1万6000人が出場。フルを走るのは1600人ほどですが、ハーフや10キロに加え「EKIDEN」があったのは驚きました。「EKIDEN」はタスキリレーではなく、チップでタイム管理されて継走しているようでした。

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 フルは駅伝と同時に号砲。早々にウズベキスタン選手とマッチレースになったのですが、途中でEKIDENの選手に追いつかれて3人で走る場面もありました。

 27、8キロでウズベキスタン選手が一気に勝負を決めにきまして、今の私では対応できず…。後半は4回の折り返しがあるのですが、交通規制に失敗したのか、4回目の折り返しに入る時に車がコースに進入していて大渋滞に。ビックリしましたし、レース後に大会主催者にも「あれだけは良くなかった。他は全部素晴らしかったのに」と伝えました。ただ、サブ3ペースで走っていたランナーが通過した際には車列はなかったそうなので、速やかに問題は解消されたみたいです。

 コース前半は幹線道路のような広い道を走り、最後は街中に戻ってきます。応援してくれる人もそこそこいました。給水所でもボランティアの方が熱心に「水あるよ~」みたいな感じで声をかけてくれたり、距離表示も割としっかりありました。

 コースの途中に教会、広場があったり結構、綺麗なところを走っていきます。前半は見通しがいいので、天山山脈の山々も見えたり、いいマラソンだなと思いました。

 スタートしてから郊外の方にも行きますが、最後は街中に戻ってきます。4度の折り返しは面倒といえば面倒ですが、ずっと街中を走っているみたいになりますので、いいなと個人的には思いました。郊外ばかりを走るマラソンも多いですからね。

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川内 優輝

プロランナー(あいおいニッセイ同和損保所属)。世界選手権にマラソンで4度出場し、最高成績は2017年ロンドン大会の9位。2018年にはボストンを制した。10年間の埼玉県庁時代は勤務と競技を両立するため、レースを練習にする「川内メソッド」で毎週のように国内外の大会に出場。2019年のプロランナー転向後は、47都道府県の大会出場や6大陸のフルマラソン出場も果たした。これまでに駆けた国は25を超える。「サブ20」100回のギネス世界記録を保持し、現在も絶賛更新中。国内旅行業務取扱管理者を取得するほどの旅好きだが、2013年1月のエジプト国際マラソン出発の際、パスポートを持たずに成田空港へ。予定の便に乗れず、痛恨の自腹遠征になった。

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