箱根7度V→3年連続予選敗退の現実 “古豪メイジ”復活の行方は…主将の願い「ここで終わるチームじゃない」――明大・大湊柊翔

仲間にかけた発破「世間は自分たちが箱根に出ると思ってもいない」
「去年負けてから負け癖がついていると思うので、まずは勝ちを意識するチームに」。普段の練習や記録会から“勝ち癖”をつけていくことを促した。夏合宿前の記録会では自己ベストを更新するメンバーが増え、確かな手応えを感じた。迎えた決戦の日。主将は仲間に発破をかけた。
「世間は自分たちが箱根に出るとは思ってもいない。それを覆す走りができると思うし、そういう練習をしてきたから自信を持って。自分が前を走って稼ぐから、信じてついてこい」
大湊は言葉通りチーム2位、全体24位の1時間2分47秒と好走した。「自分なりの精一杯は出せた」。だが、現実は厳しかった。予選突破圏内の10位に3分58秒差の14位。「本当に悔しい……悔しいが一番はじめに出てくるし、年々10位以内に入るのが難しくなっている中で、まだまだ進化が追いついていないと感じた」。古豪復活を果たせず、下を向いた。
1年生の時に大手町で感じた高揚感を、後輩たちにも味わってほしい。自分の力で導くことはできなかったが、彼らにはまだチャンスがある。
「来年は(記念大会で)枠が増えるということで、より出られる状況があるからこそ、プレッシャーもかかる。そこの枠に滑り込んででも絶対に入らなきゃいけない。本当にここで終わるようなチームじゃないので、腐らずにやってもらいたいというか、信じて頑張ってほしい」
Mの輝きを再び――。その想いは後輩たちに託す。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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