[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

入学わずか4か月→高校全国2冠に 陸上界に現れた逸材スプリンター…先輩が明かす16歳の素顔「普段は…」――市立柏・山田奈央

入学からわずか4か月で、全国2冠。山田奈央(市立柏1年)は女子200メートル&4×100メートルリレーを制し、次世代スプリンターとして名乗りを上げた。レースでは高校1年生らしからぬ貫禄を見せる16歳だが、先輩たちが知る“素顔”はちょっと違う。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)

4×100メートルリレーで優勝した山田奈央(右端)、市立柏の先輩たちが明かす素顔とは【写真:井上学】
4×100メートルリレーで優勝した山田奈央(右端)、市立柏の先輩たちが明かす素顔とは【写真:井上学】

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 滋賀インターハイ・平和堂HATOスタジアム(7/30~8/5)

 入学からわずか4か月で、全国2冠。山田奈央(市立柏1年)は女子200メートル&4×100メートルリレーを制し、次世代スプリンターとして名乗りを上げた。レースでは高校1年生らしからぬ貫禄を見せる16歳だが、先輩たちが知る“素顔”はちょっと違う。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)

 ◇ ◇ ◇

「食べるラー油」や「K-POPブーム」が話題になっていた2010年生まれ。その卓越した走力と冷静なレース運びは16歳とは思えない。

 大会5日目の女子200メートル決勝。1年生の山田が頂点を争う相手は、7人全員が3年生だった。

「失敗を恐れずに全力で突っ込もう」

 学年差を恐れる必要はない。序盤は足を溜めつつ、カーブを抜けた辺りで加速。172センチの長身を活かすダイナミックな走りで、前回女王で今大会400メートルを制しているバログン・ハル(市川3年)や100メートル2位の加藤結衣(龍谷大平安3年)ら実力者をゴール前で鮮やかにかわした。

「1年生で初めてインターハイに出場して。まさか本当に優勝できるとは思わなくて……びっくりです」

 23秒91(追い風0.8メートル)で22年ぶりとなる1年生V。自分でも驚く快挙を演じながら、レース後は表情を大きく変えることもなく、派手なガッツポーズもない。トラックに向かって一礼。その堂々とした佇まいは、高1らしからぬ貫禄を感じさせる。

 そして大会6日目に行われた4×100メートルリレー決勝でも、アンカーとして力走。45秒41でチームを日本一に導き、個人とチームの2冠に輝いた。

「個人もリレーも、全て自分1人の力ではないので。チームメートやサポートしてくれた方々全員に感謝しています」

 中2で全国中学校陸上に初出場。中3では200メートルで2位、U16大会でも150メートル18秒18で日本一の栄冠を手にした。世代トップクラスの実績を引っ提げて選んだ進路は、千葉の強豪・市立柏だった。

「練習会に行った際に池ノ谷先生の指導を受けて、ここだったら速くなれると強く感じたんです」

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA
docomo
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集