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「ユウキが最も有名ですが…」 バレー日本と頂上決戦、イラン名将が警戒する「最強のシステム」

バレーボール男子のアジア選手権は13日、福岡・北九州市立総合体育館で決勝が行われる。勝てば2028年ロサンゼルス五輪の出場権が手に入る一戦。世界ランキング6位の日本を迎え撃つのは同18位のイランだ。率いるのはイタリア出身のロベルト・ピアッツァ監督。セリエAミラノで石川祐希、大塚達宣を指導してきた名将が見る日本の強さとは――。

ロベルト・ピアッツァ監督【写真:中戸川知世】
ロベルト・ピアッツァ監督【写真:中戸川知世】

買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026

 バレーボール男子のアジア選手権は13日、福岡・北九州市立総合体育館で決勝が行われる。勝てば2028年ロサンゼルス五輪の出場権が手に入る一戦。世界ランキング6位の日本を迎え撃つのは同18位のイランだ。率いるのはイタリア出身のロベルト・ピアッツァ監督。セリエAミラノで石川祐希、大塚達宣を指導してきた名将が見る日本の強さとは――。

 4大会連続で決勝進出を決めたイラン。19、21年に連覇を達成し、23年の前回大会も日本に次ぐ準優勝と、長年アジアにおける最大のライバルといえる存在だ。それは逆もしかり。16年リオ大会、21年東京大会以来、3度目の五輪出場を目指すイランにとっても、日本は倒さなければならない壁だ。昨年から代表監督に就任したピアッツァ監督も、世界ランクでアジアトップに立つ日本に敬意を示す。

「とても難しいですよ。日本は最強のシステムを構築していますから」

 19年から昨季までミラノを率いてきたピアッツァ監督が指摘したのは、2人のフランス人の存在。24年パリ五輪まで日本を指揮したフィリップ・ブラン前監督と、その後を継いだロラン・ティリ監督だ。ブラン氏は17年から日本代表のコーチを務め、21年から監督に就任。ティリ監督は20年からパナソニックパンサーズ/大阪ブルテオンを5シーズン指揮するなど、以前から日本で指導していた。

「想像してみてください。同じ言葉、同じ経験、同じ知識を持つ2人の指導者が日本を教えているんです。ユウキ・イシカワがミラノにいた時、私はよくフィリップと連絡を取っていました。私の意見では、フィリップとロランは日本の選手たちのマインドセットを本当に変えることができたと思います。それが1つの鍵だと思います。日本の文化も変わりました」

 警戒するのは1人じゃない。「日本が相手にとって危険なのはチームとしてプレーできるからです。フィリップとロランが教えてきたこと。ユウキが最も有名な選手ですが、ニシダ(西田有志)もラン(高橋藍)もそれに近い存在。しかし、彼らもセッターやリベロがいなければプレーできません。全員の名前を挙げてもいい。チームとしてプレーできる。それが日本の強さです」

 通算成績は日本の28勝18敗。直近5試合は日本の5連勝だが、前回6月のネーションズリーグ予選ラウンドではフルセットの激闘となった。北九州の地で、アジア最強が決まる。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)



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