涙の敗戦から1年…全英ゴルフ女王・桑木志帆が深めた自信「リベンジしたい」 本気で狙う“2大タイトル”
国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦ソニー日本女子プロゴルフ選手権が、明日10日に石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で開幕する。9日には、先月開催の全英女子オープンを制し、日本人7人目(8度目)海外メジャー優勝者になった桑木志帆(大和ハウス工業)が記者会見した。前年大会はプレーオフ(PO)で敗れており、リベンジを懸けた戦いに向けて「ワクワクしている」などと話した。

国内女子ゴルフの今季メジャー第2戦ソニー日本女子プロゴルフ選手権が、明日10日に石川・片山津GC白山C(6755ヤード、パー72)で開幕する。9日には、先月開催の全英女子オープンを制し、日本人7人目(8度目)海外メジャー優勝者になった桑木志帆(大和ハウス工業)が記者会見した。前年大会はプレーオフ(PO)で敗れており、リベンジを懸けた戦いに向けて「ワクワクしている」などと話した。
桑木の表情には柔らかさもありつつ、確固たる自信が漂っていた。
「コースはもうしっかり覚えられています。去年は悔しい思いをしてしまった大会なので、『リベンジしたいな』という思いが強い大会です」
1年前、茨城・大洗GCで開催された前年大会は金澤志奈と通算10アンダーで並ぶも、1ホール目で1.5メートルのパーパットを外して敗れた。終了後、目に涙を浮かべながら「悔しいです」と言った。
桑木はこの思いをバネにして強くなった。今季国内で2勝、出場した海外メジャー4戦は全て予選通過し、全英女子オープンはプレーオフ(PO)で制した。国内ではPO2戦2敗だったが、「PO苦手」の意識も払しょくできたという。
「気持ちで負けていたことが良く分かりました。全体的にも去年の自分よりかはレベルアップできていると思いますし、精神的にもちょっとずつ落ち着いてプレーできるようになっているので、今年は不安よりもワクワクした気持ちの方が大きいです」
海外メジャー出場時と同様に前週から会場入りするなど、準備も万全にしている。岩本砂織コーチのチェックを受けながら2ラウンド、今週は8日にハーフの9ホールを回っている。同コースは、長い距離と深いラフが選手たちを苦しめると予想されるが、岩本コーチからは「ドライバーショットが得意だし、フェアウェーキープ率もいいので『向いている』と言われています」と明かす。
その前段として、タフなセッティングの海外メジャー大会開催コースと向き合ってきた経験がある。言葉の端々からは悲壮感ではなく「攻略への楽しみ」がにじみ出ていた。その心境にたどり着けたのは、昨季から契約の岩本コーチの存在が大きい。
「やっぱり、ラフが一番難しいので、ティーショットをラフに入れたら『ちゃんと刻もう』という選択だったり、グリーン周りのラフの打ち方も教わりました。思い切って振っても出ないところとかでも出せるとか、アプローチの技が増えたかなと思います」
予選ラウンドは、山下美有夢、金澤と同組。優勝を争うライバルとの18ホールになるが、「美有夢さんのスイングが好きなので、それを間近で見られるのはうれしいです。リズム的に回りやすい志奈さんと一緒なのもうれしいです」
涙の分だけ強くなった桑木。来季は米ツアーを主戦場とするだけに、まだ勝てていないソニー日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープンの「日本2大タイトル」を本気で狙っていく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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