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長引く怪我…336日ぶりに帰ってきたハードル女王 強行出場「出ないわけには…」涙ぐんで明かした現在地――立命大・瀧野未来

陸上の第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)は6日、神奈川・日産スタジアムで第2日が行われ、女子400メートル障害の前回女王・瀧野未来(立命大3年)が怪我から復帰。今季初レースで準決勝進出を決め、涙ながらにこれまでの道のりとチームメートへの感謝を明かした。

女子400メートル障害に出場した瀧野未来【写真:中戸川知世】
女子400メートル障害に出場した瀧野未来【写真:中戸川知世】

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 日本インカレ

 陸上の第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)は6日、神奈川・日産スタジアムで第2日が行われ、女子400メートル障害の前回女王・瀧野未来(立命大3年)が怪我から復帰。今季初レースで準決勝進出を決め、涙ながらにこれまでの道のりとチームメートへの感謝を明かした。

 スタート前、名前がコールされると瀧野の顔に笑みが広がった。応援席に向け、手を振って挨拶。本来の動きに程遠かったが、1分1秒73で予選組3着に食い込んだ。「感覚は前の走れている状態で止まっているけど、体は全然ついてきていない。行こうとしても全然進んでいない。しんどいめっちゃ、みたいな。1か月しか走っていないと『これくらいだよな』というのが正直なところ」と現在地を受け止めた。

 1年冬に腰の痛みを発症。2年生は「痛いけど走れる」という状態で日本代表として5月にアジア選手権に出場し、6月の日本インカレを制した。ところが、シーズン終盤に痛みが悪化。日常生活も支障の出る状態だった。冬は治療に専念したが、今年のシーズン前半は棒に振ることに。「いったん、走ってみるか」と思ったのは7月末から。本来、日本インカレも出場予定はなかったが、コーチの勧めもあり8月中旬に出場を決めた。

 レース出場は昨年10月の国スポ以来、336日ぶり。しかも1週間前の練習で転倒し、足首を痛めた。「私が出ることになって種目変更した子もいる。出ないわけにはいかない」と痛み止めを飲んで強行出場。準備が足りないことも理解している。すべては仲間のため。苦しい時期には先輩や同期が「無理したらあかんよ」「いつでも帰ってきてくれていいから」と励まし、支えてくれたことに報いたかった。

「後輩も『未来さん走れるようになったんですか!?』『嬉しいですー!』みたいに言いに来てくれて。全然練習には入れなかったのに受け入れてくれて、すごくチームメートに恵まれている」と涙ながらに感謝。完全復活はまだ道半ば。それでも、仲間のために7日の準決勝を走る。

(THE ANSWER編集部)



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