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デビューわずか5戦で世界王座! 23歳吉良大弥、7回TKOで日本男子最速タイ記録 鮮烈左フック炸裂、世界からも「マジでヤバい」注目の逸材

ボクシングのWBA世界ライトフライ級王座決定12回戦が2日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級1位・吉良大弥(志成)が、元世界王者で同級2位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に7回TKO勝ちした。元世界4階級制覇王者の田中恒成さんの日本男子最速記録に並ぶ、デビュー5戦目での世界王座獲得を成し遂げた。

3回にダウンを奪った吉良大弥【写真:山口比佐夫】
3回にダウンを奪った吉良大弥【写真:山口比佐夫】

WBA世界ライトフライ級王座決定12回戦

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級王座決定12回戦が2日、神奈川・横浜BUNTAIで行われ、同級1位・吉良大弥(志成)が、元世界王者で同級2位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に7回TKO勝ちした。元世界4階級制覇王者の田中恒成さんの日本男子最速記録に並ぶ、デビュー5戦目での世界王座獲得を成し遂げた。戦績は23歳の吉良が5勝(4KO)、33歳のカニサレスが28勝(20KO)4敗1分。

 経験豊富なカニサレスに対し、10歳下の吉良はガードを固めながらも強打を繰り出していく。3回、吉良がカウンターで放った左フックが着弾。ダウンを奪った。6回は前に出てきたカニサレスと打ち合いに。7回、左フックが再び炸裂。まともに食らったカニサレスはなんとか立ち上がったもののふらつき、レフェリーが試合を止めた。

 リングインタビューでは「(ベルトは)重たいです。もともと記録を狙ってやっていたが、この試合に勝つという一つのことを目標にしていたので嬉しい」と実感を込めた。「楽な展開じゃなかった。体力的にどうかなというところで、中盤に決めようと」と狙いを語った。

 吉良は24年6月にプロデビューした23歳。昨年の大みそかに3戦目で同級挑戦者決定戦を行い、イアン・ガルシア(メキシコ)に2回KO勝ち。WBAはWBA、WBO世界同級統一王者だったレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)との対戦を指令したが、王者が練習中に左ひじを負傷。試合が困難になり、カニサレスとの対戦を命じた。

 世界で最も権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」の編集局長を務めるトム・グレイ記者も、この試合を前に「ダイヤ・キラから目を離すな。彼はまだ4勝0敗に過ぎないが、彼はマジでヤバい」と自身のXに記すなど、海外からも注目されている。

 カニサレスは元WBA、WBO世界同級王者の実力者。24年には現WBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)と対戦し、互いにダウンする激闘の末、0-2の判定を喫していた。そんな猛者を下し、吉良はデビュー5戦目での戴冠。国内男子最速記録に並んだ。

 井岡一翔、比嘉大吾ら志成ジムの先輩も見守る中でベルトを掴んだ。「最前線で井岡さん、大吾さんが背中を見せてくれている中で、僕が一番年下。ここから志成ジムはトップに立っていくと思う。そのスタートになれば」と話した。

(THE ANSWER編集部)



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