23歳不破聖衣来「あっという間の42.195km」 初マラソン2位&MGC出場権に手応え…38歳新谷仁美に脱帽「私は30km以降たれてしまったけど…」
北海道マラソンは30日、札幌・大通公園発着で行われ、女子は初マラソンとなった不破聖衣羅(三井住友海上)が2時間26分4秒で2位に入った。大会新記録の2時間24分14秒で優勝した38歳・新谷仁美(積水化学)らとともに2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(2027年10月)の出場権を獲得した。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 北海道マラソン
北海道マラソンは30日、札幌・大通公園発着で行われ、女子は初マラソンとなった不破聖衣羅(三井住友海上)が2時間26分4秒で2位に入った。大会新記録の2時間24分14秒で優勝した38歳・新谷仁美(積水化学)らとともに2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(2027年10月)の出場権を獲得した。
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女子は1万メートル日本記録保持者・新谷仁美、同日本歴代3位の記録を持つ初マラソンの不破聖衣来、東京五輪5000メートル代表の萩谷楓、吉薗栞の4人が、同時スタートの男子の市民ランナーとともに先頭集団を形成。積極的に前を走った不破は10キロを34分29秒、中間点を1時間12分24秒で通過した。25キロ付近で萩谷が、31キロ付近で吉薗が、34キロ付近で不破が遅れ始めた。新谷がそのまま優勝した。
不破はそのまま粘り、2時間26分4秒で2位。後半追い上げた竹山楓菜が3位に入り、この3人がMGC出場権を獲得した。不破は「終わってみるとあっという間の42.195キロだったんですけど、走っている間は長く感じるところもあった。とにかく今回はMGCという出場権を獲得を目標にしていたので、最後までしっかり走り切れたので良かったと思います」と納得の表情だった。
30キロ付近までは新谷とともに先頭を引っ張る展開。「MGC出場権というところで3位以内は考えていたけど、走っている間は特に順位はあまり考えずに、どこまで自分の走りができるのかを考えていた」と振り返った。新谷の走りについて「私が30キロ以降、少したれてしまったんですけど、そこから先も新谷選手はどんどん力強く前にいかれていたので、私もついていけるようにしっかり力をつけたいと思いました」と脱帽し、自身の課題とした。
拓大1年時の21年富士山女子駅伝の5区で驚異の10人抜きを達成し、区間新記録を出した。また、1万メートルでも日本歴代3位となる30分45秒21の自己ベストを持つ。大学2年以降は右足などの故障に苦しみながら、復活を目指してきた。昨春、拓大から三井住友海上に加入。今年2月の全日本実業団ハーフマラソンでは4位に入った。社会人2年目の23歳。フルマラソンに向けて、準備を重ねてきた。
「マラソンに出るまでの練習過程で考えると、今日は100点をつけられるのかなと思うけど、その過程からマラソン全てを見たときは、60点か70点くらい」と自己採点。「マラソン練習を本格的に始めてからの前半はしっかり練習を積めたけど、後半にかけて疲れが出てしまい、思うように走れない期間が続いて、少し不安のある中でのスタートになってしまった」と反省点を挙げ、今後への決意を述べた。
「MGCの出場権も獲得できたので、その時(MGC)には最後まで練習をしっかりこなして、本当に自信を持ってスタートラインに立てるように。そこまですごいタイムではないけど、目標はしっかりクリアできたことは自信にして今後に繋げたい。沿道やランナーの方からも声援が聞こえてきて、すごく力をいただけた。本当にここからしっかりマラソンランナーとして世界で戦えるようにもっと頑張りたいです」
(THE ANSWER編集部)

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