ニューイヤー駅伝、出場枠37→30に縮小…なぜ狭き門に? 明かされた改革の背景「より最適化することで…」
陸上の日本実業団連合は20日、毎年1月1日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の出場チーム数を、2028年大会から30チームにすると発表した。従来の37チームから7チーム減らし、出場へのハードルを上げることで、大会全体のレベルアップを目指す。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 ニューイヤー駅伝の出場チーム減少
陸上の日本実業団連合は20日、毎年1月1日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の出場チーム数を、2028年大会から30チームにすると発表した。従来の37チームから7チーム減らし、出場へのハードルを上げることで、大会全体のレベルアップを目指す。
同連合は、ニューイヤー駅伝で「日本最速駅伝としての大会の醍醐味」を追求してきた。従来は37チーム(今年は第70回記念大会で40チーム)がスタートラインに立ってきた。正月に全国生中継される大会は、出場チームにとって絶大なPR効果を持つ一方、多くのチームが出場できることによる弊害も指摘されてきた。同連合は今回の変更について「出場チーム数をより最適化することで競技力の向上を図るとともに、ニューイヤー駅伝を改めて『駅伝日本一決定戦』として位置づけ、さらに発展させるために決定しました」と説明した。
背景には、ニューイヤー駅伝を「出ること」から「勝負する場所」へと、さらに進化させたい狙いがある。出場枠が広いことは予選突破の基準が下がり、本大会で上位を目指すための強化につながりにくい側面があるとの声も関係者から上がっていた。また、箱根駅伝などの学生駅伝をゴールとせず、その先の世界で戦えるランナーを増やしたいとの思いを持つ指導者も多い。出場チーム数を絞ることで予選から競争力を高め、本大会を「日本最速駅伝」としてさらにレベルアップさせる狙いだ。
来年1月1日の大会からは、上位10チームに翌年度大会へのシード権が与えられる。10チームとした理由について、同連合は「女子駅伝(クイーンズ駅伝)では出場24チーム中上位8チーム(3分の1)にシード権を付与しており、そちらを参考としました。また、30チーム中10チームがシード権を獲得するという分かりやすさの観点も考慮しました」と説明した。
ニューイヤー駅伝で11位以下だったチームは、秋に行われる統一予選会に回る。早ければ27年秋から導入される統一予選会には最大50チームが出場予定で、上位20チームがニューイヤー駅伝への出場権を獲得するシステムとなる。
(THE ANSWER編集部)
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