男子バレー日本、指揮官が「強調して伝えたい」B代表の存在 高橋藍も実感する「今の代表の強み」
バレーボール男子日本代表は18日、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で報道陣に練習を公開した。9月4日から福岡・北九州市立総合体育館で「買取大吉アジア男子バレーボール選手権大会 福岡 2026」(アジア選手権)が開幕。優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を得られる重要な大会に向け、ロラン・ティリ監督と合宿参加選手が取材に応じた。

9月4日から「買取大吉アジア男子バレーボール選手権大会 福岡 2026」が開幕
バレーボール男子日本代表は18日、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で報道陣に練習を公開した。9月4日から福岡・北九州市立総合体育館で「買取大吉アジア男子バレーボール選手権大会 福岡 2026」(アジア選手権)が開幕。優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を得られる重要な大会に向け、ロラン・ティリ監督と合宿参加選手が取材に応じた。
男子日本代表は2日まで行われたネーションズリーグ(VNL)で予選ラウンド史上初の12戦全勝を飾るも、準決勝で米国に、3位決定戦でスロベニアに敗れ、4位で2年ぶりのメダル獲得を逃した。次なる大会は9月4日から13日まで行われる男子のアジア選手権。優勝してロサンゼルス五輪の出場権を獲得することは、日本バレーボール協会(JVA)が掲げる今年度の「最重要目標」だ。
大一番に向け、ティリ監督は「VNLは忘れろ」と選手たちに伝えたという。
「VNLは過去のこと。トップスポーツの世界では、過去に成し遂げたことはもうカウントされないものと認識している。結局来る試合は未来のこと。VNL自体はすごく学びの場にはなったし、役立つ準備の場、成長する場にはつながったが、大きな謙虚の気持ちを持って今後の試合は取り組まなくてはいけない。全てのポイント、全てのセットを取りに行くという気持ちで切り替えていく」
VNL後は8月10日から15日まで鹿児島・薩摩川内市で第4回国内合宿を実施。17日から31日まではNTCで第5回国内合宿を行う。この合宿にはVNLでメンバー外だったセッターの河東祐大や、リザーブ登録のみだったミドルブロッカーの西川馨太郎も参加。指揮官は「新しいメンバーと一緒にまたやっていけるというのは、すごく興味深く感じている」と評した。

この日の公開練習では、主将の石川祐希や小野寺太志はコンディション調整のために別メニューを実施。ティリ監督は「今は治療中という部分もあって、状態をメディカルチームに任せて留意しながら練習をして、もう1回入ってもらえるように取り組んでいる状況」と説明した。そのうえで「みなさんに本当にこれをお伝えしたい」と切り出し、こう続けた。
「B代表のレベルが本当に高くて、今こういう風にA代表の中で故障があったとしても、すぐに代わりにBのメンバーに来てもらって、なにもレベルの差がない、クオリティの高い練習につながっている。それは本当にBのおかげなので、みなさんに強調してお伝えしたかった」
高橋藍も「代わりに入ってきた選手、西川選手だったり、前回の薩摩川内の(高橋)慶帆選手だったり、来てくれたときにあまり違和感なく自分たちもスッと練習ができたり、ゲームをやれたりする。そこのレベルの高さは本当にAと変わらない。B代表のレベルが上がってくることで、間違いなく底上げというか、Aにも刺激が入ってくる」と指揮官の言葉に同意する。
VNLでもベンチメンバーが途中出場で流れを変え、勝ちにつなげることが多かった。高橋は「誰が出ても強かったり、途中から出たメンバーがチームにブーストかけて、試合展開を変えられる、勝ちにつなげられるのは今の日本代表の強みだと思っている。そうじゃないと世界に勝っていく、メダルを獲ることは難しい。今はそこのレベルが上がってきている」と底力の向上に手応えを感じていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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